吉岡里帆が大阪で新ドラマPRに奔走、共演が夢だったという大スターの名前も告白

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女優の吉岡里帆が13日、主演を務める新ドラマ『健康で文化的な最低限度の生活』(カンテレ・フジテレビ系 7月17日スタート 毎週火曜21:00~ ※初回は20分拡大)のトークイベントに出席。200人の観客にサプライズとして手作りのかき氷を振る舞った。

今回は、ドラマの初回放送に先駆け、撮影のあいまに吉岡が大阪・カンテレ本社へ。この日の朝の情報番組『よ~いドン!』(毎週月曜~金曜、9:50~)と、夕方のニュース番組『報道ランナー』(毎週月曜~金曜、16:47~)に生出演して、ドラマをPRした。『よ~いドン!』出演後に行われたトークイベントでは、京都出身の吉岡に、司会の関純子アナウンサーが「関西にお帰りなさい!」と声をかけ、吉岡が「ただ~いまっ!」と笑顔を見せる一幕も。

ドラマの撮影は順調で、クランクインからおよそ1カ月が経過。吉岡は、「みなさんが少しでも元気になったり、あったかい気持ちになっていただけるドラマになっていると思います」とアピールし、個性的な共演者についてのエピソードトークも繰り広げた。

本作は吉岡の演じる区役所の新人ケースワーカーの義経えみるが、生活保護受給者を支援する生活課に配属され、受給者たちのさまざまな人生に戸惑いながらも、懸命に奮闘し、成長していく物語。

えみるの先輩ケースワーカーを演じる井浦新について吉岡は、「私が何か質問すると、すごく時間をかけて考えてくれて、2時間ぐらい経ってから『さっきの話だけど……』と答えてくださる。すごくマジメで、マジメすぎておもしろいぐらいになっているチャーミングな方(笑)」と明かした。また、えみるを厳しく指導する上司役の田中圭に対しては、「今回は、シビアで強くてかっこいい田中さんが見られると思います!」と力説。そして、えみるが初めて関わることになる保護受給者の男性を演じる遠藤憲一を「誰よりも子ども(笑)」と暴露し、「無邪気でピュアで、いつも冗談を言って笑わせてくださいます」と続けた。

和気あいあいとした良いムードで撮影が進んでいることを明かした吉岡は、さらに、本作で憧れの人物と共演してテンションが上がったことを告白。その人物こそ、えみるの先輩ケースワーカーを演じる吉本新喜劇座長の内場勝則だった。吉岡は今回の共演について、「(内場は)新喜劇で育った関西人の私にとってはスター。台本では普通のセリフも、内場さんがしゃべるとすごくおもしろくなる魔法がかかっているみたい!」と興奮気味に内場の演技を絶賛した。

イベントの最後には、観客へのサプライズとして、吉岡手作りのかき氷が振る舞われることに。吉岡は、「心を込めて、がんばります!」とかき氷機で氷を削り、シロップを二度がけするなど大盤振る舞い。関西のファンに、一つ一つ手渡しでかき氷を渡していた。

そしてイベント終了後の取材会では、「かき氷を渡すときに、みなさんが『ドラマを楽しみにしてるよ』、『撮影がんばってくださいね』と言ってくださって、応援の声にすごく勇気づけられました。明日から意気揚々と撮影をがんばれそう」と満足げな表情を浮かべた。しかし、ドラマのテーマに話が及ぶと一転して真剣な表情に。吉岡は、「“生活保護”という社会問題を、原作の柏木ハルコ先生が時間をかけてとても丁寧に描いた作品。賛否両論ある難しいテーマですが、日本国民として知っておかなければならない現実の問題でもある」と語った上で、「それをリアルに描きながら、明るく前向きに、希望も見出すことができるようなドラマになっています」と作品の出来栄えに自信をのぞかせた。

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