佐野史郎主演『限界団地』隣人夫婦の不倫問題に“最狂の老人”が動いた…

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佐野史郎主演の連続ドラマ『限界団地』(東海テレビ・フジテレビ系、毎週土曜23:40~)第3話が、6月23日に放送。今回は、「自分をぎせいにするおじいちゃん」と題しておくる。

本作は、佐野演じる、優しいが思い込みが激しい“最狂の老人”寺内誠司(62歳)が、廃れ果てた「あやめ町団地」に引っ越してきて、古き良き団地へと導こうと画策する姿を描いた予測不能な狂気の物語。

あやめ町団地に移り住んだ寺内一家。実はその一番の理由は、古くから知るゴミ屋敷の住人・加代子(江波杏子)から情報を得て、隣に住む主婦・江理子(足立梨花)を最愛の孫・穂乃花(渡邊詩)の母親として見初めたからだった。江理子が孫の母親にふさわしいと勝手に確信し、当初から桜井家に近づいていた寺内だったが、当の江理子は夫の高志(迫田孝也)が不倫をしている証拠を掴み、悩んでいた。寺内も、団地の住人から「高志が派手な女と歩いているのを見た」と耳にする。

高志の動向を探り始めた寺内は、「御主人は素晴らしい奥さんがいるんですから、大事にして下さい」と直接忠告。穏やかな口調ながら目が笑っていない寺内の異様さに恐怖を覚えた高志は、以前団地にやって来た、穂乃花の母方の祖母・史代(朝加真由美)に会い、寺内の素性を聞き出そうとする。さらに江理子に対し、「隣との付き合いをやめてほしい」と切り出す。寺内にとって高志は、自分を疑う人物として、そして何より穂乃花のためにも、ますます邪魔な存在となっていく……。

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