ディーン・フジオカ、主演ドラマ撮了に感無量「本当に素敵な役に出会えた」

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ディーン・フジオカ主演の連続ドラマ『モンテ・クリスト伯-華麗なる復讐-』(フジテレビ系)の最終回2時間スペシャルが、6月14日(木)21時から放送。この度、ディーンをはじめとする出演者が、続々とクランクアップを迎えた。

本作は、無実の罪で投獄された漁師の青年・柴門暖(ディーン)による、15年の時を経た壮絶復讐劇。牢獄で出会った老人・ファリア真海から受け継いだ莫大な遺産で「モンテ・クリスト・真海」という名の別人に生まれ変わり、自らを陥れた元親友・南条幸男(大倉忠義)、元先輩・神楽清(新井浩文)、警察官・入間公平(高橋克典)に、死よりも残酷な復讐を捧げていく。

まずは、暖の元婚約者・南条(旧姓・目黒)すみれを演じた山本美月。最終回はクライマックス、怒濤のシーンだらけ。すみれが取り乱して絶叫するシーンで撮影を終えた山本は「まだ終わった気がしなくて、明日からも来てしまうような感じです。母親役など初めての経験をさせていただいて、すみれの心もすごく揺れ動くので(役作りに)悩まされたんですけど、無事にクランクアップすることが出来ました」とあいさつした。

続いて新井は、激しい拷問を受け、ボロボロで痛々しい姿でクランクアップし、「久しぶりに西谷(弘)監督とご一緒させていただけて、とっても楽しかったです。いつかまた会えるように頑張りたいです。皆さん、お疲れ様でした!」とコメント。大倉も、新井同様……もしかするとそれ以上の(!?)姿でクランクアップ。「すごい終わり方でしたけど、良い役をいただいて本当にありがとうございました。3か月間お世話になりました。皆さんありがとうございました!」と語った。

そして、保身のために暖を陥れ、家族の崩壊を招き、さらに……!? という展開を演じきった高橋は、「周りを見回しながら、回を追うごとに役作りを探っていく作業が非常に楽しかったです。視聴者の皆さんが〇〇してくれると思います。では、また!」と爽やかにあいさつした。“〇〇”に入るコメントは、最終回で確認することができる。

そしてオールアップの日、本当の収録最後のシーンでクランクアップを迎えたのはディーンだ。刻々とその時が迫る中、激しく、時に憂いを含むシーンを演じた彼は、全てを撮り終え、スタッフから花束を受け取ると「ありがとうございました。本当に皆さんお疲れ様でした。楽しかったです。最初に“柴門暖からモンテ・クリスト・真海にキャラクターが生まれ変わる”と聞いた時、不安な気持ちもありました。15年間の空白を経て戻ってきた時に周りがどれだけ覚えていないものだろうか? とか。でも、役作りの過程で、僕自身も振り返ると日本に住んでいなかった期間があるので、(暖の)15年間の重みみたいなものを実感できて、真海というキャラクターの血となり肉となり……とすることが出来ました。真海とシンクロして行く日々が有意義で、ストーリーで展開するイベントも盛りだくさんで、皆さんすごく大変だったと思います。本当に素敵な役に出会えたことを心から感謝しております」と、満面の笑みを浮かべ、ガッツポーズを見せていた。

<最終話あらすじ>
幸男、神楽、入間に対する真海の復讐は、彼らの家族たちも巻き込みながら結末を迎えようとしていた。真海が守尾信一朗(高杉真宙)に渡した薬を飲んだ入間の娘・未蘭(岸井ゆきの)は、未だに昏睡したままで面会謝絶。信一朗は入間からも促され、真海の別荘を訪ねる。詰め寄る信一朗に、真海は「もうすぐ死んで償う」と詫び……。

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