サンドウィッチマン、コンビの結束確認も「これが遺作になるかも…」

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田舎の奥地ならではの超地域限定の魅力を徹底調査する旅バラエティ『終着駅からはじめちゃう!?』(フジテレビ系、6月3日放送、16:05〜)の制作発表が29日、都内で行われ、出演するサンドウィッチマン伊達みきお富澤たけし)が出席した。

年1回、フジテレビ系全国ネットにて放送される仙台放送の企画として放送される本番組。その先に線路がない、鉄道の終着駅の奥にあるものを探り、サンドウィッチマンといとうあさこ鈴木福が二手に分かれて聞き込みを展開。どんな人が住んでいるのか、この地域の良さとは何かを紹介していく内容になっている。今回は、それぞれ青森と秋田を訪問する。

東北出身の富澤はロケを振り返り、ユーモアを交えつつ「東北の田舎ということで“下”に見ていたんですけど、行ってみて驚きました。まだまだ自分が知らない場所が東北にはたくさんあるなと思いました」とコメント。伊達も「楽しかった。思い出に残るロケになりました」と充実の表情で、「行くには遠い場所ですけど、それだけの価値がある場所ばかり。これを見て多くの人がそこに足を運んでいただければいいなと思いました。古き良き日本がありましたよ」としみじみ。

2人が訪れたのは青森県。伊達は「自分たちも東北出身だけど、青森だけほかとは方言も違うんです。同じ東北の人が聞いても発音がわからない。ずば抜けて違う」と青森の方言の特色を紹介。「東北の中でも相撲がすごいのも青森らしいです」と述べ、「でも子どもたちに将来何になりたいって聞いたら相撲じゃなくてユーチューバーって……(笑)」とため息も。食も堪能できたといい、伊達は「メバルがおいしかった。あれをわざわざ食べに行くのもありかなと思うほどおいしかったです。あと、スイーツもおいしくてシュークリームも表参道のスイーツなんかよりずっとおいしかった」とコメントした。

番組のタイトルにからめ、自身たちが今後はじめたいことについても質問を受けたが、伊達は「我々は今年結成20周年。また一から頑張ろうという気持ちがあります」とにっこり。富澤の存在については「空気のような存在。ニコイチだと思っています」と紹介したが、富澤も「いるのがあたりまえの存在。いないと不安になる」とこれに同調。チームワークの良さを改めてアピールしたが、伊達は最近体調面でいろいろ不安があったとも吐露。「この番組が僕の終着駅になるかも」と苦笑い。富澤がこれに「これが遺作になるかもしれません」と反応して会場を笑わせていた。

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