山崎賢人、サヴァン症候群の小児外科医役でフジ初主演!難役挑戦に「未知な世界」

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俳優の山崎賢人が、フジテレビ系新ドラマ『グッド・ドクター』(7月12日スタート、毎週木曜22:00~ ※初回は15分拡大)にて同局初主演を果たすことがわかった。

本作は、2013年に韓国で放送、2017年に『グッド・ドクター 名医の条件』としてアメリカで放送されたドラマの日本版。山崎が演じるのは、自閉症スペクトラム障がい(※対人関係や言語の発達に偏りがある者。知的障がいは伴う場合と伴わない場合がある)でコミュニケーション能力に問題を抱える一方、サヴァン症候群(※特定の分野ですぐれた能力を発揮する者で、知的障がいや発達障がいを有することが多い)で驚異的な記憶力を持つ青年・新堂湊。幼い頃から小児外科医になることが夢だった湊が、ある日、レジデントとして小児外科の世界に飛び込み、周りからの偏見や反発にさらされながらも、子どもたちの命のために闘い、子どもたちの心に寄り添い、そして子どもたちとともに成長していく姿を、あふれるほど情感豊かに描いていく。

今年、俳優デビュー8年目となる山崎は、すでに連続ドラマ『トドメの接吻』(日本テレビ系)のホスト役、映画『羊と鋼の森』(6月8日公開)の調律師役で主演を務めており、今回が満を持してのフジテレビ系ドラマ初主演。さらに、初の医師役ながら、小児外科という特殊性のある分野かつサヴァン症候群であるという難役に挑む山崎は「医療は、僕にとってとても未知な世界でした。大きなプレッシャーを感じていますが、医師全体の0.3%しかいない小児外科医が、ドラマを通して少しでも多くの方に注目されるように、新堂湊を通して深く潜り込んでいければ。僕自身は、患者と同じ目線になって親身になってくれる先生にすごく安心、信頼がおけるので、そんな医師を作り上げていきたいと思います」と意気込みを語る。また、「特別な意識を持たずに素直に演じたいです。僕にとってもまだまだ未知数で、無限の可能性を秘めた新堂湊が、皆さんに愛されるような存在になれば。伝えたいメッセージがたくさん詰まった作品です。毎週、見た人の心が温かくなるように、ひたむきに小さな命と向き合っていけたら」とメッセージを寄せている。

藤野良太プロデューサーは「企画を立てる上で念頭においていたのが“山崎賢人さんの新しい表情をどう引き出すか”ということで、辿り着いたのが『グッド・ドクター』という作品でした。自閉症スペクトラム障がいでサヴァン症候群の青年が、偏見や困難を乗り越えて、小児外科医として成長してゆく姿を描く本作品は、今の青年から大人への架け橋を渡っている山崎さんだからこそ最適な役柄であり、そして彼にとって挑戦しがいのある役になると思います。本作品のもうひとつの主人公と言えるのが“小児外科”という舞台そのものです。子どもの身体というのは非常に専門性が高く、小児外科医しか治療できない症例がある一方で、小児外科医の人数が足りていない日本の現実があります。小児外科医の人数は、全医師に対して、わずか0.3%。その小児外科医が、子どもたちの命を守る最後の砦として今日も戦っているのです。本作品では2018年の小児医療にまつわる問題点にスポットライトを当て、その最前線で戦う小児外科医たちの姿を描きたいと思っています。山崎賢人さん演じる主人公のどこまでもピュアで愛らしい姿に、ほろっと泣けて、くすっと笑える。今夏1番の感動作『グッド・ドクター』、是非ご期待下さい!!」と語っている。

※山崎賢人の「崎」は正しくは「たつさき」

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