濱田祐太郎の本音に爆笑問題・太田光「お前、性格悪いね」念願の対談実現

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『R-1ぐらんぷり2018』で優勝し、一躍注目を浴びた盲目の漫談家・濱田祐太郎をフィーチャーする『R-1ぐらんぷり2018優勝者特番 濱田祐太郎のした事ないこと!』(カンテレ・フジテレビ系)が、6月3日(日)24時30分より放送されることがわかった。

過去最多となる3795人のエントリーから“ひとり芸日本一”に輝いた濱田。彼にしかできない、オンリーワンな漫談で爆笑を呼び、一躍注目を浴びた。しかし、芸歴5年目でまだまだ若手である濱田には「もっと面白い漫談をやりたい!」という向上心があった。そこで今回の優勝者特番では、新しい漫談のスタイルを見つけるべく、これまでに“した事ない”さまざまな“人生初体験”に挑戦。そして番組の最後には、いろんな“初体験”を経て完成された、新たな漫談を披露する。

そんなこの番組で、何と濱田と爆笑問題・太田光の対談が実現。爆笑問題の漫才が大好きで、時事問題を多分に盛り込んだネタをどのように作っているのか興味があったという濱田にとって、実は今一番会いたい人が太田だったという。

対談が行われたのは、太田のラジオ収録終わり。ブースに入ってきた濱田を見て、「良い服着て」と、服が見えない濱田にいきなりのジャブを放つ太田。「自分ではわからないんですが、『結婚式みたい』と言われました」とサラリと答える濱田に、太田はニヤリ。さらに太田が「『R-1』優勝後の生活は変わった?」と聞くと、「そうですね。人生バラ色って言われるんですが、バラ色がわからない」と、得意の漫談調で返す濱田に、太田は「ずるいぞ!!」と大爆笑。普通の会話を逆手に取り、隙あらば笑わせてくる濱田に、太田は「絡みづらいわ!」とツッコみながらも何度も笑っていた。

『R-1ぐらんぷり2018』を見ていたという太田は濱田のネタに対し、「面白かった。俺は票を入れる」とコメント。“芸人としての実力”を気にする濱田に、太田は「(目が見えないことは)武器なんだから」「青いなお前は」と一笑し、太田の思う“障害とお笑い”について、濱田と本音で語り合う場面も。途中、何度も実名を挙げ毒舌を混ぜてくる太田に、濱田は爆笑しながら負けじと応戦。普段はあまり語ることのない本音をバンバン口にする濱田に、太田は「お前、性格悪いね」と大喜びした。さらに、爆笑問題の歯に衣着せぬ時事ネタ漫才が大好きという濱田が、「今後時事ネタをやりたいが、どうしたらいいか」という相談を持ちかける。太田は「散々怒られてきた。線引きが学べない」と返答し、「ウケるとおもったらドン引き」と難しさを口にする。

また濱田は、テレビの仕事がどんどん入ってくるようになり、最近その裏側のギャップに悩んでいるという。さまざまな演出に対し、濱田は太田に「テレビ嫌じゃないですか?」 と尋ねると、太田は「色々あったけど(ビート)たけしさんや(明石家)さんまさんを見てきて、テレビに対する憧れがある」とテレビに対する考え方を吐露した。

そして濱田が爆笑問題のネタの作り方を聞くと、意外にも相方・田中裕二に主導権があることを知ってビックリ。時事ネタのスタンスについて、太田から「こだわってない。ウケりゃいい」という言葉が出ると、濱田は「僕も一緒。社会に対して訴えてるわけじゃない」と、2人がネタに対して同じ共通認識を持っていることが判明。さらに、対談中「濱田は性格が悪い」と何度も言っていた太田から「良い人のイメージだから、杖を振り回すとかすればいい」と今後のアドバイス(?)も。濱田は太田から多くの刺激を得た様子だった。

対談を終え濱田は、「めちゃめちゃ楽しかったです。最初の一言を交わすまでは緊張していましたが、思っていた通りの人で、めっちゃ面白くていい人でした」と大満足の様子。トークで注目のポイントについては、「僕の性格の悪さ」と話し、「太田さんに性格の悪さを暴き出された」と苦笑い。太田の話を聞き、「萎縮してもしゃあないな」と思えたといい、「“おもしろいだろうな、ウケるだろうな”ということをちゃんと言えるようになりたい」と今後の目標を語った。

番組では、濱田がR-1優勝直後から好きだと話していた小倉優子&鈴木奈々との“デート”や、『R-1』結果発表で濱田に票数を教える優しさが話題になった紺野ぶるまとの“コラボコント”、さらにはよしもとの同期芸人・ゆりやんレトリィバァとの“車の運転”対決など、さまざまな初体験に挑戦。はたして、これらの初体験を交えて、濱田はどのような漫談を完成させるのか?

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