ディーン・フジオカ主演『モンテ・クリスト伯』次の標的は高橋克典演じる刑事部長

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ディーン・フジオカ主演の連続ドラマ『モンテ・クリスト伯-華麗なる復讐-』(フジテレビ系、毎週木曜22:00~)第5話が、5月17日に放送。今回は、モンテ・クリスト・真海(ディーン)の魔手が、復讐相手である入間公平(高橋克典)に伸びる。

本作は、日本では「巌窟王」として知られる小説「モンテ・クリスト伯」を原作に、小さな漁師町で漁業を営んでいた暖(ディーン)が、愛、将来、自由、仕事、自尊心のすべてを奪われたことを機に、モンテ・クリスト・真海と名乗り、自分を陥れた地元の仲間・南条幸男(大倉忠義)や神楽清(新井浩文)、刑事の入間に復讐を果たしていくストーリー。

まず、神楽の妻・留美(稲森いずみ)に接近し、彼女が不倫の果てに産み捨てた安藤完治(葉山奨之)と結びつけた真海。実の母子だということを知らない2人は、肉体関係を持ってしまうのだった。

真海の次なるターゲットは入間だ。真海は、外務省勤務でマレーシアに駐在していた出口文矢(尾上寛之)を日本に呼び戻し、自身の別荘に招待する。出口は、娘・未蘭(岸井ゆきの)の婚約者として入間が選んだ男だ。日本に帰れたことを喜ぶ出口に、真海は「頼みがある」と持ちかける。それは入間の父・貞吉(伊武雅刀)を殺して欲しいというものだった。驚く出口に、真海は「冗談だ」と告げるが、「入間家は貞吉の莫大な遺産相続で揉めている」と吹き込む。

そんなある日、海洋学の勉強をしている未蘭は、魚屋「富永水産」に頼んでおいたダボハゼを取りに行く。未蘭は、店員の守尾信一朗(高杉真宙)とランチに出ると、「貞吉の反対で結婚がなくなった」と話す。2人の未来に明るい陽が差し込んだかに思えたが……。

その後、未蘭が帰宅すると出口が自宅に来ていた。入間は、貞吉の遺言書に「未蘭が出口と結婚したら、遺産は全て寄付する」と書いてあったことを出口に話し、「それでも未蘭と結婚して欲しい」と頼む。

出口は真海に成り行きを報告すると、真海は「未蘭との結婚前に、貞吉を殺して遺産を相続してしまえば良い」と囁く。逡巡する出口に、真海は「貞吉はかつて人を殺している」と話し出し……。

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