ディーン・フジオカ『モンテ・クリスト伯』拷問の末、脱獄を決意した男は…

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ディーン・フジオカ主演の連続ドラマ『モンテ・クリスト伯-華麗なる復讐-』(フジテレビ系、毎週木曜22:00~)第2話が、4月26日に放送。今回は、無実の罪を着せられ、異国の地に投獄されてしまった柴門暖(ディーン)が、脱獄を決意する様子が描かれる。

本作は、日本では「巌窟王」として知られる小説「モンテ・クリスト伯」を原作に、小さな漁師町で漁業を営んでいた主人公・暖が、愛、将来、自由、仕事、自尊心のすべてを奪われたことを機に、実直な人間から“復讐鬼”と化し、自分を陥れた3人の男に復讐を果たしていくストーリー。

異国の地に投獄されてしまい、テロリストとの繋がりを白状するよう激しく拷問された暖だが、身に覚えがあるはずもなく答えようがなかった。しかし、暖は潔白を証明することができず、そのまま地下の独房に幽閉されてしまう。与えられるわずかな水と食料で、暖は殺されもせずにただただ孤独と戦う8年の月日が流れる。だが、暖にもついに生命の限界が訪れようとしていた。そんな時、地下牢の床から1人の男が顔を出し……。

暖のいる独房にやってきた闖入者は、日本語を話していた。看守への告げ口を封じ、床の穴に戻った。暖が意を決して後を追うと、その穴は男の独房に通じていたのだった。

男の名は、投獄されている国の元大統領・ファリア真海(田中泯)。暖は自分が投獄された理由をファリアに尋ね、刑事・入間公平(高橋克典)や地元の仲間・神楽清(新井浩文)たちにハメられたことを知る。手製の道具で脱獄用の穴掘りを手伝う暖は、永遠とも感じられる作業の中、ファリアから様々な知識と教養を得る。生かされているだけでなく、日本に帰ること、そして何より自分を陥れた人間たちへの復讐という目的を持った暖の精神と肉体は輝きを取り戻し始めた。

暖がファリアとトンネル堀りを続けて数年後。ついに脱獄可能な場所にたどり着く。しかし、暖よりも年長で長い年月を戦い続けたファリアは力尽きようとしていた。そんなファリアから、暖はあるものを託され……。

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