とんねるず石橋貴明、新番組は「お弁当が少し寂しい」

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とんねるずの石橋貴明が4月9日、フジテレビ本社で行われた新番組『石橋貴明のたいむとんねる』(フジテレビ系、4月16日スタート、毎週月曜23:15~)の取材会にミッツ・マングローブと共に出席。約30年続いた『とんねるずのみなさんのおかげでした』が終了し、新たに始まった新番組の収録について石橋は「30年間木・金の収録だったのが火曜になり、スタジオも違った」と変化を語ると「『みなさんのおかげでした』より弁当が寂しいですね」と語って周囲を笑わせていた。

同番組は、石橋とミッツという異色のタッグでおくる、大人のノスタルジーを刺激するトークバラエティ。アイドル、テレビ、歌謡曲、漫画、野球、お菓子など、さまざまなテーマの“ちょっと前の話”について、博識の2人がゲストを交えて縦横無尽に語り尽くす。フジテレビで石橋が単独で出演するレギュラー番組は、『第4学区』(2000年4~9月放送)以来、18年ぶり。

初顔合わせとなるミッツの印象を聞かれた石橋は「まるで広島(東洋カープ)の菊地(涼介)と田中(広輔)のような関係性。華麗なゲッツーを見せられると思う」と抜群のコンビネーションであることを強調すると「とにかく知性の塊というか、キレがある。徳光家の血は素晴らしい」とミッツを絶賛。石橋の評価を受けたミッツは「キレは良くないと思いますよ。困ったら泣くみたいな……」と、叔父である徳光和夫が涙もろいことをあげ、切り返すなど息もぴったりだった。

ミッツは「(とんねるずは)ドンピシャ世代だったので、お話をいただいた時は不思議な感覚になって、頭が真っ白になりました」とオファーを受けたときのことを振り返ると、「共演できてとても嬉しいですが、毎回収録は緊張しています」と本音も。

昭和の魅力について熱く語られるというコンセプトについて、石橋は「少し不便だったことが、逆に豊かだった時代かもしれない。いまは携帯電話があるから、すれ違いとかないじゃないですか。すれ違うからこそ生まれる感情とかは、豊かさとも置き換えられるんじゃないかな」と語ると、ミッツも「メディアや芸能も、世間も無茶していた時代、それがおもしろかったかもしれませんね」と昭和という時代を懐かしんでいた。

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