吉瀬美智子、怒り狂うドSキャラ初挑戦!長澤まさみと新ドラマで初共演

公開: 更新:

女優の吉瀬美智子が、4月16日に15分拡大で放送される長澤まさみ主演の新ドラマ『コンフィデンスマンJP』(フジテレビ系、4月9日スタート、毎週月曜21:00~)第2話にゲスト出演することがわかった。吉瀬が「月9ドラマ」に出演するのは、『太陽と海の教室』(2008年)以来およそ10年ぶりとなる。

本作は、一見平凡で善良そうな姿をしたダー子(長澤)、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)といった3人の信用詐欺師たちが、毎回華やかな世界を舞台に、欲望にまみれた人間たちから壮大かつ奇想天外な計画で大金を騙し取る、痛快エンターテインメントコメディ作品。

『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』(2014年)、『オトナ女子』(2015年)、『セシルのもくろみ』(2017年)と、フジテレビの連続ドラマには欠かせない存在の吉瀬が本作で演じるのは、収賄、談合、地上げなど、あらゆる手を使ってこの国の観光業界を牛耳ろうとするリゾート会社の女社長・桜田しず子。“ドSキャラ”を演じるのは初めてだという吉瀬は「わかりやすく言うと、『痛快TVスカッとジャパン』に出ている嫌なキャラクターですね。リゾートを制覇するという仕事上の目標もあって、本来は悪い人ではなかったはずなのに、徐々に悪者になっていってしまった人。その点では、とても振り切れる演技ができるので、演じていて楽しいですね。正義感は持ちつつ芯は揺るがない人が、リゾート王になるという信念と共に、ちょっとずつブレ出すんです」と印象を語る。

さらに、「目標達成のために一生懸命になる人で、セリフにもあるんですが、“私が日本の旅館を守らないといけない”と。自分が制覇して守るんだという思いはすごくあるんですよね。一概に悪い人とも言えないけれど、目標達成のためにあくどい方法を使ってしまうというところがあって、悪い人に見えてしまいますよね。本来はバリバリ仕事もして、リゾート王になるという夢を持って、そこに向かって自分なりの正義感で進んで行っている強い女性なんだろうとは思います。演じる上では、今回は大胆に自分をさらけ出すというか、怒り狂ったりもしますし、躊躇せずに楽しく演じさせていただきましたね。衣装もかなり派手ですし、絶対に普段の私は着ないであろう柄のものをあえて“しず子らしいね”って選んだりしていました。だいたい柄物なんですよ、しずちゃんは(笑)」と役について熱弁する。

また、脚本については「もう面白いの一言に尽きますね。“うわぁ、この作品見たいなあ”と思いましたから。最初に読んだ準備稿の段階と決定稿で内容が少し変わっていましたが、またさらに面白くなっていましたので、やっぱりすごい脚本だと思いました。演じていても楽しくやりがいのある役です。コンフィデンスマン3人のキャラクターも面白いですし、率直に見たいと思いましたね」と絶賛。

初共演となった長澤についても「本当に面白い芝居をされる方でした。最初は笑いそうになってしまいましたね。素の感じはすごく可愛いし、とても雰囲気のいい方なのですごく楽しかったです。本当に優しくてチャーミングな方で、彼女の七変化も楽しみです。自分の登場の回だけでこんなに面白かったので、他の回はどれだけ面白いんだろう(笑)」とすっかり魅了された様子だ。

最後に「このドラマは全部オリジナルなので、今までに見たことのないような作品になると思っています。古沢良太さんの脚本ということもありますが、多分読んだ印象以上に面白くでき上がってくるはずです。たとえ見逃しても、一話完結なので途中からでも見られますし、毎回ゲストの方の年齢層も違うので、色々な方に見ていただきたいですね」とメッセージを寄せている。

なお、サブゲストとして本仮屋ユイカの出演も決定。しず子が経営するリゾートホテルによって、経営不振に陥ってしまった老舗旅館「すずや」の女将・操を演じる。

PICK UP