ドラマ初主演の新川優愛「主人公の真の強さを見習いたい!」と意欲

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4月7日にスタートする新ドラマ『いつまでも白い羽根』(東海テレビ・フジテレビ系、毎週土曜23時40分~)制作発表会見が5日、都内で行われ、主演を務める新川優愛をはじめ、伊藤沙莉酒井美紀、さとうほなみ、加藤雅也が出席した。

本作は、大学受験に失敗し、不本意ながらも看護学校に通うことになった主人公の木崎瑠美(新川)が、同級生となった山田千夏(伊藤)や主婦の佐伯典子(酒井)らと出会い、看護に向き合うことによって自らの進む道を見つけていく成長物語。

ドラマ初主演となる新川は、原作者から「そこに瑠美がいるよう」と絶賛されたそうで、「原作を読んだ時、まっすぐで芯の強い瑠美という役が務まるのか不安でした」と率直な胸の内を明かしたが、「瑠美を見習いながら私も近づけるように努力しながら演じていきたいと思います」と意気込みを語った。

そんな瑠美は、正しいと思ったことは言わずにはいられない、素直で不器用な女の子。新川は「今の世の中で、周りを気にせず自分の意見を言える人って少ないと思う。自分にはない強さを持っている女性です」と憧れを抱いていることを明かした。

また、瑠美の看護学校の同級生として、互いに支えあう存在となる千夏を演じる伊藤は「シンプルないい子を演じることはこれまでほとんどなかったので、私の中ではチャレンジなんです」と笑顔を見せると、「いい人って“どうでもいい人”になってしまう危険性があるので、千夏を面白くない人間だと思われないように、私らしく演じたいと思います」と意欲を見せた。

そして、二児の子を持つ主婦でありながら、看護師を目指す典子を演じる酒井は「90年代は『白線流し』のような正統派な学園ものに出演することが多かったのですが、最近はコミカルな役が多かった。今回久々に、いろいろな感情を持ちながら一生懸命成長していく正統派の役をいただけて、“来たー”と思いました」と嬉しそうにコメント。続けて、「最初は年齢的に教師の役なのかなと思っていたら、まさかの生徒でした(笑)」とおどけていた。

ロックバンド・ゲスの極み乙女。の「ほな・いこか」としても活躍するさとうは、ある復讐を胸に看護学校に通う藤香を演じるが、「アーティスト活動は自分を格好良く見せようとする部分がありますが、ドラマでは、演じる人物になりきる必要がある。スイッチをうまく切り替えることができればいいのですが……」と、不安ながらも前向きに役に取り組んでいることを語っていた。

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