岡村隆史×田村亮トーク番組『おかべろ』全国進出!4月から全国30局で放送

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2016年11月から関西地区で放送されているバラエティ番組『おかべろ』(カンテレ)が、4月より全国進出決定。FNS全28局はもちろん、青森県と山口県を含めた全国計30局で放送されることがわかった。この数字は、カンテレ制作の全国規模での番販番組としては、明石家さんまのトークバラエティ『さんまのまんま』以来の快挙となる。

同番組は、テレビ局近くのダイニングバーを舞台に、常連客の岡村隆史(ナインティナイン)と店主の田村亮(ロンドンブーツ1号2号)が、有名人から“ここだけ”の話を引き出すシチュエーショントークバラエティ。カンテレでは毎週土曜14時27分から放送されており、フジテレビでは4月10日より毎週火曜24時25分から放送される。初回のみ24時40分から放送で、ゲストは西川きよし&忠志親子。

全国進出にあたり岡村は、間寛平と村上ショージが全国を訪ね、絶品料理の隠し味を探るコーナー「秘伝ハンター! 隠し味を当てましょう!」に触れ、「寛平さんとショージさんのコーナーはすごく大阪チックなので、東京でも理解してもらえるんかな?(笑)」とコメント。関西お笑い界のボケ2大巨頭が繰り広げる予測不可能なロケに、岡村も田村も毎回随所にツッコミを入れながら楽しんでいる。田村が「あの2人は、急に変わることはないと思います!」と話すと、岡村は「(これまでのやり方を)変えてほしくない! 東京に合わせて標準語とかでやりだしたら嫌やなとは思っているんです(笑)」と、大先輩2人にリクエストした。

関西地区では、毎週土曜日の午後に放送されている同番組だが、関東地区では毎週火曜深夜枠になることもあり、田村は「深夜なので“刺激的なことを聞いてみたほうが良いんちゃうかな”って思ったりもしますけど、あまり変える気はないですかね」とコメント。岡村も「“そのままで”っていう風に聞いていますので、そんなに変わることもないと思います」と、これまで通りの番組進行を約束した。一方で、「ゲストの方が、もしかしたら“東京でも流れんねやったらちょっと隠しとこか”“あんまり変なこと言われへんな”ってなるかも分かんないです(笑)」と、ゲストの口が固くなってしまうことを警戒すると、「そうならないように、我々が努力して聞き出せるように……」と田村がすかさずフォローした。

これまでに70組以上のゲストが来店した『おかべろ』だが、今後のゲストについて尋ねられると、岡村は「今やったら、カーリングの人たちに会いたい。ただ会いたいだけなんですけど、“お疲れさまでした”“感動しました”って言いたいだけです」とコメント。田村も「スポーツ選手の方ってあまり来てないので、オフの時に来ていただいて……」と、スポーツ界からのゲストに期待を見せる一方で、「ただ2人とも、野球のこととか、よう考えたら知らないんですよ」と続けた。その上で「スキャンダルがある人の方がいいかな(笑)?」(田村)、「そういう人なら聞きやすいかな?(笑)」(岡村)と笑いを誘った。

最後に、岡村は「全国になりましたから、寛平さんとショージさんだけじゃなくて、我々も出張ができるんで。“公開おかべろ”という感じで、エンドトークの丸テーブルだけ持っていって、どこかのお店や小さい会館を借りてできたらと思います!」とアピール。田村は「僕は、この番組だけは“前髪おろしている”っていうのがウリなんです! この1年間、誰も気づかなかったですからね。スタッフすら!」と、まさかの発言が飛び出す。「プライベート感を出そうと思って前髪をおろしているんですけど、だっれも丸々1年イジってくれない!」と、不満を漏らす。岡村は、「全然気づかんかった。ホンマに……」と驚き、「僕も徐々にメガネをかけていきます!」と謎の対抗心を見せた。そして田村は「東京でも映るようになったんで、“スタンスを変える”っていうわけじゃないんですけども、ゆっくりトークしている我々のことも、ショージ師匠と寛平師匠のコーナーも温かく見守っていただきたいです」と、締めくくった。

また、後輩2人からその動向について注目された寛平とショージは、全国での放送が決まったことについて、「嬉しい! もっと全国に行きましょう!」(ショージ)、「いよいよ俺たちの時代やで!」(寛平)と、喜びを爆発させた。その上で「忙しくなりますね! 気合を入れましょう!」と意気込むショージに、「気合入れたら、俺らカラ回りすんで!」と、寛平が珍しくツッコミを入れて見せていた。

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