フジテレビ系音楽番組『MUSIC FAIR』（毎週土曜18:00～）の放送回数2700回を迎える記念コンサートが、2月9日に大阪・フェスティバルホールで開催。その模様が3月10日から4週にわたって放送されており、3月17日の放送では、石丸幹二と新妻聖子が、ミュージカルの名曲を披露する。

1964年8月31日に放送を開始し、ウィークリーの番組としては日本で最長寿となる同番組。コンサートには同番組に数多く出演している谷村新司やさだまさし、『MUSIC FAIR』記念コンサートへの出演は22年ぶりとなる（前回は1996年の1600回記念コンサート）石川さゆりなどのベテラン実力派アーティストから、記念コンサート初出演となる石丸、新妻、Little Glee Monsterのほか、德永英明、ゆず、CHEMISTRY、コブクロ、森山直太朗、JUJU、miwa、E-girlsなど、人気と実力を兼ね備えた豪華アーティストたちが集結した。

この日は、CHEMISTRY×森山×miwa×鷲尾伶菜（E-girls）が「PIECES OF A DREAM ～You Go Your Way～」（CHEMISTRY）を、石川×JUJUが「ウイスキーが、お好きでしょ」（石川）を、E-girlsが「Pain,pain」を、そしてさだが「主人公」を歌う。さらに、スペシャル企画としてミュージカルの名曲特集も。石丸のアカペラによる「虹の彼方に」と、石丸×新妻×E-girls （パフォーマー・佐藤晴美）が「美女と野獣」を披露する。

今までに出演した「思い出に残る回」や「印象に残っているコラボレーション」「収録の思い出」などを聞かれた石丸は「劇団四季特集は、まるごと一本劇団の歌ばかりで美術も凝ってました。皆、気合いが入り、舞台衣装で歌わせていただいたのですが、ライオンキングのメンバーは動物になっていて、“アスペクツオブラブ”で人間役の私は、何だか申し訳ない気がしていました。“One”を歌い踊った昨年の回は、皆で何度も練習したのが良い想い出になりました」とコメント。新妻は「やはり初出演回は忘れられません。森山良子さんと“あなたが好きで”をコラボレーションさせていただいて夢のようでした。そしてミュージカル特集。二度参加させていただきましたが、“民衆の歌”の合唱や“One”のダンスなど、皆で力を合わせてパフォーマンスできたのは良い思い出です」と語っている。

さらにCHEMISTRYの堂珍嘉邦は「東方神起さんとの“PIECES OF A DREAM”とのコラボレーション。東方神起の皆さんがCHEMISTRYをすごく聞いてくれていると言ってくれていました。お互い再始動同士、いつかそんなトークができれば」と語る。川畑要は「ゴスペラーズさんとの“ミモザ”のコラボレーションでは、鈴木杏樹さんから“声がセクシー”と言っていただけて、とても嬉しかったことを覚えています」と回顧する。

そして、石川は「人間国宝になられた吉田文雀さんと吉田和生さんと“夢芝居”をご一緒させていただいたのですが、私の歌のバックで文楽人形が舞うという演出でした。玉置浩二さんと一緒に“ソーラン節”をやらせていただいたのですが、和と洋が入り乱れたアレンジで、玉置さんもとても楽しく歌っていただきました。どの回も共通ですが、一緒に面白い音楽を作っていただける番組、色々な音楽エンターテインメントでご一緒させていただきました。音楽には垣根がないことをお見せできると思います」と、番組の魅力と共に語っている。