寺島しのぶ、作品で大胆ヌード披露も…夫は「あれはしのぶの体じゃない」

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MCの古舘伊知郎とトークする寺島しのぶ
MCの古舘伊知郎とトークする寺島しのぶ

寺島しのぶが、3月13日に放送された『トーキングフルーツ』(フジテレビ系、毎週火曜24:25~)にゲスト出演。作品で裸を披露することについて、家族から理解されていることを明かした。

父は歌舞伎役者の七代目尾上菊五郎、母親は女優の富司純子、弟は五代目尾上菊之助という家に生まれた寺島は、女性であるために舞台に立つことができず、悩んだ時期もあったという。「私は小さい頃から人前でワーッとするのが好きでした。弟が初舞台を踏んで、自分が客席でその姿を見た時に“あれ? なんで私はここに出られないんだろう”っていう思いが脈脈とあった」と述懐。その後、スポーツに打ち込むなどしていたそうだが、「後々考えると、(舞台に立つことが)できないことをスポーツで埋めていたし、何かに打ち込まないと自分が壊れてしまう気がした」と振り返った。

また、映画『赤目四十八瀧心中未遂』(2003年公開)に出演した際は、大胆なヌードシーンもあったことから母に出演を反対されたそう。「母は母としての抵抗があり、私は“この仕事を頑張っていきたい”っていう戦いがあって……でも評価をされてからは、意外と何も言わなくなりましたね」と明かした。

また寺島は、映画『ヴァイブレータ』(2003年公開)に出演するに至ったユニークな経緯を明かす。それは、面識のなかった配役を決める担当者が、たまたまバーで酒を飲んでいる寺島の“悲しい背中”を見て出演をオファーしたとのこと。同映画を観たという古舘は、あるワンシーンを取り上げ、寺島の“悲しい背中”を感じたと言い「(背中が良いって)よく言われるでしょ?」と質問。寺島は「よく言われます」と頷き「でも、それって自分で見られるわけではないので」と謙遜した。

裸になる作品に携わることが多いことから「(フランス人の)ご主人がいらっしゃるけど、旦那としては複雑ですよね」と問いかける古舘。しかし寺島は「と、思ったんですけど“あれはしのぶの体じゃないから”って言ってくれるんですよ」と理解ある言葉を返してくれたそう。寺島は「フランス人の演劇を観に行っても、男女が裸でやっている作品もありますから。(主人は)“アーティストとして体を扱う上で、何でそこだけ隠さないといけないの?”って(言っていた)。だから逢うべくして出逢った人なんだと思いました」と語っていた。

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