栗山千明、亀梨和也とのキスシーン振り返り「緊張した」『FINAL CUT』最終回

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亀梨和也主演の連続ドラマ『FINAL CUT』(カンテレ・フジテレビ系、毎週火曜21:00~)の最終回が、3月13日に2時間スペシャルで放送。この度、ヒロイン・小河原雪子を演じる栗山千明が、大阪のカンテレ本社で会見し、最終回の見どころをアピールした。

本作は、12年前に起きた女児殺害事件で、母・恭子(裕木奈江)を犯人かのように扱い、死に追い込んだテレビ番組関係者に、主人公・中村慶介(亀梨)が「ある目的」のために制裁を加え、事件の真犯人を追う姿を描いた復讐劇。雪子は、事件の真犯人と目される男の妹でありながら、慶介と禁断の恋に落ちるという、辛い現実を突きつけられる役どころ。

朝の情報番組『よ~いドン!』で最終回をPRした後、囲み取材に応じた栗山は「正直難しい役どころで、過酷な状況の中で純粋に自分の運命に立ち向かっていく子なんだなと実感しながら演じていました。いろんな出来事が起こって、気持ちの整理がつかない中、それをどう雪子が受け止めていけるかが課題でしたね。今日の最終回を見ていただいて、皆さんにどう感じていただけるのか、私自身楽しみでもあり不安でもあります」とコメント。

また、亀梨と本格的に共演するのは初めてだったそうで、その印象を「本当にジェントルマン。さりげない気遣いをされる優しい方でホッとしました。主演を演じるのはプレッシャーもあって、体力的にも大変だったと思いますが、いつも明るく現場のムードも高めてくれて、素敵な方だなと改めて思いました」と語った。

さらに、これまで純愛をする役を演じる機会は少なく、クランクインする前はすごく恥ずかしかったそうだが、「4話目ぐらいまでは恋愛を楽しんでいるシーンが多くて、中学生同士の初恋みたいな恋愛模様でした。見つめ合って微笑み合うというのが、オンエアを見ても照れくさかったです。でも、だからこそ相手が亀梨さんでよかったです!」と振り返った。中でも印象的なシーンを聞かれると、「実は私のクランクインが、いきなり亀梨さんとのキスシーンで、出会いのシーンよりも先にとったので、それは緊張しました(笑)」と明かした。

この時点では、栗山自身も最終回2時間スペシャルを見ていないそうで、「私も今日、キャストやスタッフの皆さんと一緒にリアルタイムで見ます。普段、どちらかというとじっくり一人で見たいタイプなので、緊張しますし恥ずかしいです(笑)。でも、皆さんと最終回を見られるのは幸せですし、私も楽しみです!」とニッコリ。見どころについて「現場でもお兄ちゃんの正体は誰かという話をずっとしていたんですが……。ついにお兄ちゃんが登場するのが見どころで、慶介と真犯人の対決は、台本30ページ以上の圧巻のシーンとなっています! 慶介が復讐をやりとげられるのか、復讐をできたとしてもその先に幸せがあるのか、いろんな道筋がある中で、こうなったんだと実感していただけるんじゃないかなと。救いもあり、現実的なところもあり、納得がいく気持ちのいい終わり方になっていると思うので、2時間たっぷり楽しんでください! それから、慶介と雪子の関係もどうなるのか、そこも楽しみに見ていただきたいです!」と熱いメッセージを寄せていた。

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