ピンク映画を一緒に観る柄本明と佑に母・角替和枝は「こんな家嫌だ!」

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俳優の柄本佑が、2月27日に放送された『トーキングフルーツ』(フジテレビ系、毎週火曜24:25~)にゲスト出演。芸能一家に生まれたからこその“環境”について語った。

父は俳優の柄本明、母は女優の角替和枝という両親に育ったため、幼少期の頃から演劇に触れていたという柄本。「(父親らが)朝から晩まで本多劇場にいるので、学校から帰ったらそのまま劇場へ行っていました。楽屋にランドセルを置いて、そこで劇団員の人に相手してもらったりして……。本番終わるのを待って一緒に帰る感じです。誰か飲みに誘われたら一緒についていってみたいな」と当時を振り返った。

父親との関係については「ウチの両親、特に父親は普通の会話ができないんですよ。家に帰っても親父から“学校どうだった?”とか一度も聞かれたことないです」と告白。「映画の話か演劇の話、あとは自分がやっている芝居の話をウチの母ちゃんとしている。“今日この映画観てきたよ”って話をすると食いつくんですよ。だからこっちは、なるべく映画を観るようにして会話ができるように(取り繕っていた)」と、幼い頃から父の影響で芝居に触れていたことを明かした。

また、18歳になるとピンク映画を観に行くようになったとのこと。そんなある日、伝説的なピンク映画のDVDを入手し「映画の話だとコミュニケーションがとれるから」という理由で、父親を「一緒に観よう」と誘ったのだとか。明とゲラゲラ笑いながら鑑賞していると、その姿を角替が目撃。「こんな家は嫌だ。こういうエッチなものは普通隠れて観るものだ。なんでもっと普通(の家族)になれないの!」と説教をされたと言い、そのエピソードを聞いたMCの古舘伊知郎は「普通の親子じゃないんですよね。(その時は)役者同士だから!」と2人を思いやった。

この他、妻の安藤サクラについても言及。ケンカなどはあるものの「仲の良い夫婦だとは思います。とっても気が合うんですよね」と述べると、演技にのめり込む2人について、古舘は「お互い倒れちゃったらどうするんですか?」と心配する。しかし、柄本は「ありがたいことに、お互い姿を見るだけで、ちょっとHPが回復する……みたいな感じを持っているような気がします。さらに娘がいるとより回復するので、まぁ大丈夫じゃないですか」と笑って返していた。

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