古舘伊知郎『報ステ』は「本番前に300本の意見を読んで凹んでいた」

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俳優の火野正平が、2月20日に放送された『トーキングフルーツ』(フジテレビ系、毎週火曜24:25~)にゲスト出演。火野が逆インタビュアーとなり、MCの古舘伊知郎が出演していたニュース番組『報道ステーション』について語り合った。

12歳から子役として活動しており、1973年に放送された大河ドラマ『国盗り物語』で一躍有名になった火野。一時は“恋多き男”としてワイドショーを賑わせた時期もあった。今回は、そんな火野の大好物である日本酒を飲みながら話をすることになった。

古舘の大ファンだと言う火野は「ずっとテレビで見ていた人だから緊張するなぁ」と笑顔。唐突に「『報道ステーション』見てましたよ。なんで辞めたんですか?」と質問すると、古舘は戸惑いながらも「12年やらせていただいて、窮屈になったというか」と言葉を濁す。火野は、「いやぁ、12年やったんだから、13年でも20年でもやってほしかったよ」と視聴者目線で本音をこぼし、「“これヤバいんじゃないの?”ってことを時々耳にしていたので、毎日のように見ていた」と振り返った。

また、古舘が「火野さんはバラエティ番組に出ないじゃないですか。これまで“30回声をかけて30回即答で断られた”ってプロデューサーが言っていました。だからなぜ出てくれるのだろうって不思議なんですよ」と話すと、火野は「逆に俺が“古舘伊知郎ってどんな人なんだろうな”って思っていて。事務所から話を聞いた時に“行く”って返事した」と今回の出演に至った経緯を語った。

様々な話をしていく中で、火野は「こんな話ができるなんて。『報道ステーション』の人でしょ?」と改めて大喜び。古舘は「一般の方からの意見に全部目を通していて、毎日凹んでいましたけど、今振り返ると良い思い出です。本番前に300本くらいの電話(意見)を逃さず読んでいたから、最悪の状態で(本番を)迎えたこともあった」と述懐。火野は「やっぱり古舘伊知郎はタフなんだね。タフって生きていく中で一番のコツだもん」と称えていた。

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