賀来賢人、10年ぶり月9出演!芳根京子主演『海月姫』で外国籍の実業家役

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俳優の賀来賢人が、2月26日放送の連続ドラマ『海月姫』(フジテレビ系、毎週月曜21:00~)第7話に出演することが決定。月9ドラマに出演するのは、本人初の地上波ドラマ出演作でもある『太陽と海の教室』(2008年)以来、10年ぶりとなる。

芳根京子主演の本作は、筋金入りの“クラゲオタク女子”の月海が、女装男子・蔵之介(瀬戸康史)とその弟・修(工藤阿須加)の凸凹兄弟に出会ったことをきっかけに、新しい自分や生き方を発見。さらに三角関係になり、一生縁がないと思っていた恋を知る様子がギャグを交えて描かれる、新感覚の“シンデレラ・コメディー”。

2007年に映画『神童』で俳優デビューして以来、数々のドラマ、映画、舞台に出演し、実力、人気ともに若手トップの俳優へと駆け上がった賀来。そして2015年、劇団☆新感線の舞台『五右衛門vs轟天』に出演してからコメディーの魅力を知り、その後、福田雄一との出会いから、ムロツヨシや佐藤二朗などが名を連ねる福田組の常連になった。自身も「コメディーで一番になる」と公言するほど、今や、若手としては押しも押されもせぬコメディー俳優のトップを独走している。

そんな賀来が演じるのは、香港やシンガポール、ソウルなどアジア各国でセレクトショップを展開する実業家、カイ・フィッシュ。最近は日本に力を入れており、ある日、最近出店した東京のセレクトショップの状況を視察しに来ていた際に、アパレルブランド・ジェリーフィッシュを軌道に乗せようと奔走している月海や蔵之介たちに出会う。そして、月海たちが手にしていたクラゲドレスを一目で気に入り、「これを作ったのは誰か」と聞くが、この出会いが、月海の人生を大きく変えていくことになる。賀来が外国籍の役を演じるのは今回が初となる。

賀来は「東村アキコさん原作の素敵なドラマに出演できることになり、大変光栄に思います。『太陽と海の教室』に出演して以来、湾岸スタジオに来る機会がほとんどなかったので、衣装合わせの段階から緊張が止まりませんでした。途中からの参加になりますが、ご覧になっている皆さんに良い意味での異物感が残せるように頑張ります」とコメント。初共演となる芳根については「とにかく現場を明るくするパワーのある方。とても素敵な座長さんで、良い現場の空気を芳根さんが作ってらっしゃいました。素敵な空気に乗っかっていきたいです」と印象を語る。

編成企画の渡辺恒也(フジテレビ編成部)は、「カイ・フィッシュは、アパレル業界で世界を股にかけて活躍する実業家であると同時に、月海、蔵之介、修の三角関係に新たな一石を投じる、言わば“第三の男”とも呼べる存在。ビジネスマンとしての才覚はもちろんのこと、ファッショニスタとしての一流のセンスの持ち主でもあり、その圧倒的な存在感と実力で月海たちを大いに翻弄していきます。賀来さんの、人なつっこさと鋭さとを持ち合わせる謎めいたイメージが、カイのイメージとこれ以上ないほどに合致していると感じ、オファーさせていただきました。月海たちの前に突然現れた彼の真意は何なのか、『海月姫』後半戦のクライマックスに向けてのキーパーソンとなるカイの登場にご期待ください!」とメッセージを寄せている。

2月19日放送の第6話では、天水館で行われた月海たちのブランド・ジェリーフィッシュのファッションショーの最中に、蔵之介が天水地区再開発反対を発表したことで、マスコミは彼の自宅に押しかける事態に。そんなマスコミの前にジェリーフィッシュの服で姿を現した蔵之介は、ちゃっかりジェリーフィッシュを宣伝。その足で天水館を訪ねた蔵之介は、月海たち「尼〜ず」にジェリーフィッシュのホームページを立ち上げてドレスのオーダーを取り、ドレスを売った金で天水館を自分たちで買うことを提案する。

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