「綾瀬はるか史上、一番美しい」監督の絶賛に照れ笑い

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「綾瀬はるか史上、一番美しい」監督の絶賛に照れ笑い

女優の綾瀬はるかが18日、都内で行われた映画『今夜、ロマンス劇場で』ジャパンプレミア&舞台挨拶に出席した。

本作は、映画監督を夢見る青年・健司(坂口健太郎)が密かに想いを寄せていたモノクロ映画のヒロイン・美雪(綾瀬)が、突然スクリーンから飛び出してきたことから起こる奇想天外なファンタジックラブストーリー。『のだめカンタービレ』シリーズの武内英樹が監督を務める。

この日は、綾瀬のほか坂口健太郎、本田翼、中尾明慶、石橋杏奈、武内英樹監督が出席。気の強い王女を演じた綾瀬は「最近強い役が続いていたので、強すぎてしまわないように意識しました。王女ということで、オードリー・ヘプバーンのいろいろな作品をみて、歩き方や所作などをイメージしました」と役作りについて語ると、坂口は「綾瀬さんは、クランクインの最初から美雪姫になっていて、王女さま役は本当に美しかったです」と絶賛する。

そんな“美しい”綾瀬との共演を「念願です」と語った石橋は「10年ぐらいこの仕事をさせていただいていますが、事務所主催のオーディションを受けたきっかけは、綾瀬さんのお顔が写ったポスターをみて、やってみようと思ったからなんです。こうして同じ舞台に立たせていただくことができて感動しています」と感無量な表情を浮かべていた。

武内監督は「この映画の最大のテーマは、綾瀬はるか史上、一番美しい彼女を撮ること」と語ると、司会者から「一番美しかったですか?」と聞かれた綾瀬。やや回答に困っていたが「スタッフのみなさんが王女にみえるように、すごくキレイに(顔を)作っていだだき、スクリーンに映してもらえたなと思います」と照れ笑い。

鮮やかな色彩でさまざまな感情を表現している本作だが、坂口は「ファンタジックな要素が強い作品なのかなと思っていたのですが、やはり一番の見どころは、健司と美雪の愛の形です」と語ると、綾瀬は「この二人は“触れられない”という枷があります。当たり前のことが当たり前ではないからこそ、身近なことにも感謝できる。とても温かい映画になっています」と作品をアピールしていた。

また舞台挨拶後半では、強めの王女さまが、人々を振り回す作品にちなんで「振り回すか、振り回されるか、どちらのタイプか」というテーマでトークが展開。「振り回すのも、振り回されるのもどちらも嫌」という本田や「振り回されるタイプ。尽くしてしまう」という石橋など、さまざまな意見が飛び交ったが、坂口が「振り回されているフリをするタイプ」という発言に、綾瀬は「意外と賢いんですよね」と感想を述べていた。

映画『今夜、ロマンス劇場で』は2月10日より全国公開。

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