元NHK“麿”こと登坂淳一、1から8へ!フジ報道番組キャスター就任

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元NHKアナウンサーの登坂淳一が、4月2日(月)からスタートするフジテレビ系の新番組『報道・ニュース新番組』(毎週月~金16:50~)のキャスターに就任することがわかった。

地上波、BS、CS、ウェブを連動させ視聴者に多角的にアプローチする4M戦略を展開しているフジテレビが、4月から、報道・ニュース番組でも視聴者に最も関心が高く役に立つ「プライム“重要”なニュース」を「プライム“本質的”な形」で届けるというコンセプトのもと、『プライムニュース』をフジテレビ・BSフジの報道ニュース番組の統一ブランドにする。フジテレビで放送する昼のニュース、夕方のニュース、夜のニュースも『プライムニュース』ブランドを使用し、正確で本質的なニュースを伝えていく。

今目の前で起きている最新のニュースを、FNNが総力を上げて徹底取材し、いち早く現場の「空気」と共に伝え、本質的な報道・ニュース番組を目指す『報道・ニュース新番組』。NHKでお昼のニュースなどの顔として親しまれ、 “麿”の愛称で呼ばれる登坂のほか、メーンキャスターは、政治部記者やワシントン特派員などを経て、『BSフジLIVEプライムニュース』のMCとして活躍する反町理が担当。登坂は「2018年。私は“1”から“8”に転身し、新しく挑戦しながら元気の出る放送を温かくお届けしていきます! 忙しい夕方の時間、春から一緒に過ごしてみませんか? よろしくお願いします」と意気込みをコメント。反町は「政治部から『プライムニュース』に行って9年。今度は夕方のニュースを担当することになりました。どこに行っても記者、つまり“質問係のおじさん”しかできませんが、問題意識には徹底的にこだわってきましたし、これからも変わりません。よろしくお願いします」と語っている。

一方、10年目を迎える『BSフジLIVEプライムニュース』の新たなメーンキャスターには、現フジテレビ報道局ワシントン支局長の松山俊行が就任。松山はオバマ大統領の広島訪問・真珠湾訪問や歴史的なキューバ訪問などを取材し、2016年の大統領選挙では予備選前から度々トランプ現大統領の単独直撃取材を敢行。ワシントンなどからの中継出演では、その分かりやすい解説が評判になった。4月からも、単にニュースを伝えるのではなく、ニュースで浮き彫りになった問題点を多面的な観点から解説し、ゲストと共に議論。その中で新たなニュースを番組から発信し、視聴者へ前向きかつ具体的な提言をすることを目指すという。

松山は「“フェイクニュース”という言葉が流行語になるほど、今、何が真実かを見極めることはますます困難になってきています。そうした中にあっても、“真実”に少しでも近づける情報を追求しようとする姿勢や、情報に色を付けずに客観的に視聴者に提示する姿勢こそが、いまテレビに求められていることではないかと考えています。さまざまな分野で活躍する旬なゲストの方々から、心の奥底に潜んでいる“本音”を引き出し、“真実”に限りなく近づける情報を聞き出していく。じっくり時間をかけられるBSの強みを生かして、視聴者の方々に納得いただけるような番組作りを目指していきたいと思っています」と語る。

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