水野美紀、憎まれ役に「スカッとしてもらえる」

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亀梨和也演じる主人公・中村慶介の復讐を描いた連続ドラマ『FINAL CUT』(カンテレ・フジテレビ系、毎週火曜21:00~)。1月16日放送の第2話で、復讐のターゲットとなるフリーディレクター・真崎久美子役を演じる水野美紀が、「憎まれつつ、こらしめられた時に、見ていただく方にスカッとしてもらえる役作りも大切」と語った。

本作は、12年前に起きた女児殺害事件で、母・恭子(裕木奈江)を犯人かのように扱い、死に追い込んだテレビ番組関係者に「ある目的」のために制裁を加え、事件の真犯人を追う姿を描いた物語。

第1話では、12年前に百々瀬塁(藤木直人)が司会を務めるテレビ番組『ザ・プレミアワイド』の井出正弥(杉本哲太)、真崎、小池悠人(林遣都)、皆川義和(やついいちろう)による取材によって、恭子が死に追い込まれたエピソードが描かれた。そして現在、慶介は事件の真犯人を追うため、鍵を握る姉妹の小河原雪子(栗山千明)と若葉(橋本環奈)に近づき、さらに、番組のプロデューサーとなった井出が再びメディア被害を与えている情報を入手し、公開されると人生が終わる致命的な映像“ファイナルカット”を用いて井出に制裁を下した。

16日放送の第2話で慶介のターゲットとなるのが、水野演じる『ザ・プレミアワイド』のフリーディレクター・真崎。12年前の事件では若手ディレクターとして取材に携わっており、言葉巧みに恭子に近づき、インタビューを行ったが、その内容は恭子と慶介を裏切る内容だった。

ある日、慶介が運営するメディア被害に関する通報サイトに、真崎の取材によって殺人事件の容疑者が逮捕直前に逃亡したという相談が寄せられる。真崎に制裁するため動き始める慶介だったが、その矢先、真崎のもとに逃亡中の容疑者から電話がかかってくる。そこで持ちかけられた“ある条件”に真崎の心は揺れる……。

水野は、スクープのためには手段を選ばない役どころの真崎について「真崎は真崎で自分のポリシーがあり、信念にのっとって生きています」と語り、「それがただの悪役ではないところで、何が正しくて何が正義かなど、様々な面が提示されるのが演じていて難しく、そして楽しいところ」と演じた感想を明かした。

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