大杉漣「謎の男」役で圧倒的な存在感を発揮!知英と共闘

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俳優の大杉漣が、知英が1人7役を演じているドラマ『オーファン・ブラック~七つの遺伝子~』(東海テレビ・フジテレビ系、毎週土曜23:40~24:35)に出演することがわかった。

本作は、BBCアメリカで2013年から放送がスタートしたドラマシリーズ『ORPHAN BLACK』が原作で、これまでに本国アメリカで第5シーズンまで放送。日本版では、原作の持つサスペンスフルな展開を踏襲しつつ、ヒューマンドラマの要素を大胆に加えてリメイク。愛する娘と共に暮らすことを願う元孤児のシングルマザー青山沙羅(知英)の前に、同じ顔の女・椎名真緒子(知英)が現れることから物語は始まり、その女の死が、沙羅の人生を狂わせていく……。

現在、物語は中盤に突入しており、沙羅はこれまでに自分と同じ顔を持つクローン5人と遭遇。自分たちは一体何者なのか? 沙羅たちは真実を知ろうともがくが、様々なアクシデントが起こり、謎が謎を呼ぶと展開となっている。

大杉が出演するのは、12月23日放送の第4話より。同じ顔を持つ沙羅たちの命を狙っているエレナが瀕死の重傷を負い、命尽きようとした瞬間、大杉が演じる宇賀神が現れる。車のヘッドライトを背に、エレナに近づく宇賀神。足音を立てず、エレナのもとにやってきた宇賀神はゆっくりと彼女の額に十字を切るしぐさをする。この場面で大杉にはセリフが一切なく、表情も何か考えているのかうかがい知れないものになっている。

台本の印象を聞くと、大杉は「手間をかけないと実現しない厄介な脚本、しかし面白い!」と絶賛。続けて自身の役柄を「宇賀神は、リアルに生きる人の姿ではない、ある種独特な記号のような存在だと感じています」と表し、「彼の持つミステリアスは、今後解明に向かうのかも知れませんが、どこか得体や所在が分からない者として存在出来ればと考えています」と述べた。

知英については「俳優として作品に向かう姿勢は素晴らしいものがあると感じました」と明かし、「共にいい闘いになるよう励みたいと思います」と意気込んでいた。

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