故・蜷川幸雄さん、藤原竜也に「チワワなんて飼ってんじゃねぇ!」

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俳優で演出家の吉田鋼太郎が、12月5日に放送された『トーキングフルーツ』(フジテレビ系、毎週火曜24:25~)にゲスト出演し、若手俳優とのエピソードを披露した。

映画にドラマに引く手あまたの吉田に対し、MCの古舘伊知郎が「若い頃、根拠はなくても役者としての自信があったそうですね」と尋ねると、吉田は「空元気なところはあったと思う。例えば、大きな声を出すとか滑舌よく喋るということくらいなんですよ」とコメント。続けて「それを、隣のA君よりもちょっとできたと。そういったところから自信を持ち始めたんですよね。それが売れる俳優になる決定的な根拠ではないけど、そう思わないとやっていけない職業なんですよね」と持論を語った。

また、古舘は「そういう話を酒飲みながら若い役者さんに言ったら、ちゃんと聞くんでしょうね」と問いかけるが「そういう人たちと喋る時には、こういう話はしないですね」と否定。古舘は意外そうに「売れている人で言えば、綾野剛さん、藤原竜也さん、小栗旬さんなど、そういう方々と飲みに行って世代ギャップを感じさせないというのを聞いた」と語り、続けて「今若い人で、年上の人と努力してコミュニケーションとるよりも、スマホやパソコンと向き合っている方が楽という人が多くいます。でも、そういう人に鋼太郎さんは平気で言うから、下の役者さんがついてきて年代のギャップを感じさせないのかな……と勘違いしていました」と語った。

ここで吉田は、故・蜷川幸雄さんと藤原竜也のエピソードを披露。「藤原くんが結婚する前に、当時彼女だった奥様や愛犬のチワワといるところをパパラッチに撮られたことがあったんですね。“藤原竜也が芝居のこともちゃんとやらずに女と遊んでいるのか”って蜷川さんが稽古場で怒るだろう……とみんなが思っていたんです。案の定蜷川さんは“おい竜也! これどういうことだ!”と怒ったわけです。藤原くんはてっきり、女性と付き合っていることを怒られると思ったら“チワワなんて飼ってんじゃねぇ”って」と笑いながら述懐。「藤原くんにしろ、小栗くんにしろ、そういうことを言われるのは嫌いじゃないんですよね。例えば僕が話をするとしたら、“若い頃にお金がなくて、あんなことやこんなことがあった。今は恵まれているからこんなことには遭遇しない。だから、お前らは色々な目にあわなきゃダメだぞ”とは言います」と付け加えていた。

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