『民衆の敵』第4話、初めての議員報酬額に驚嘆

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篠原涼子主演で、フジテレビ系で放送中のドラマ『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』(毎週月曜21:00~)。11月13日放送の第4話は、主人公の佐藤智子(篠原)が、初めての議員報酬額を見て驚くところから始まる。

本作は、新米ママさん市議会議員となった智子が、声なき市民と向き合いながら、市政にはびこる悪や社会で起きている問題をぶった斬っていく姿をオリジナルで描く、痛快で爽快な市政エンタテインメント。

最初は高額な議員報酬を目当てに市議会選に立候補した智子だったが、なんとか当選を果たすと次第に議員とは何をする者なのかを感じとっていく。一方、市議会で居眠りをするベテラン議員・前田康(大澄賢也)を起こそうと頭を資料で叩いてしまったことで、市議会のドン・犬崎和久(古田新太)に目をつけられ、犬崎派に入るように声をかけられる。しかし、智子はこれを固辞。また、道路を作るために公園を取り壊すか議論をするうちに、子供を救いたいという思いが芽生え、「教育子供委員会」に入りたいと動き出す。しかし、ここでも犬崎派が立ちはだかり、同会派に入らないと同委員会に入れないことを知る。これまで知らなかった様々な市政の問題に触れながら、「おかしいことに対しておかしい」と声を上げ、市議会議員として地域と向き合ってきた。

そうして迎える第4話。智子が帰宅すると、夫・公平(田中圭)の様子がいつもと違うことに気がつく。すると公平は「記帳してきた」と通帳を見せ、そこには初めての議員報酬が振り込まれた金額が書き込まれていた。智子はその額に驚嘆の声を上げる。念願の報酬をもとに公平は焼き肉パーティーを企画。浮かれる佐藤夫婦に、智子を支援するママ友で、新聞社に務める平田和美(石田ゆり子)は、来年は税金も上がると釘を刺す。

その頃、あおば市では開発が進もうとしていた新しい港の建設、ニューポート計画の中止を河原田晶子市長(余貴美子)が公約通りに宣言。和美の新聞社では市長の独断を牽制するような一文が掲載された。もともとニューポート計画を推進していたのは犬崎の派閥。新聞記事には動きが見えるのに、おとなしすぎる状況に和美は「犬崎は何を企んでいるの?」と不穏な動きを察知する。

一方、小出未亜(前田敦子)は岡本遼(千葉雄大)の地元商店街でランチ。商店街はすっかりさびれ、もともとここで電気店を営んでいた遼の実家だが、夜逃げした過去が……。古い店がシャッターを閉める中、2人が入ったのはファミリーレストラン。ウエイトレスに案内されて席につこうとする遼に商店街のおばちゃんたちが声をかけて……。

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