ゲス乙女のドラマーほな・いこか『さくらの親子丼』でインスタ女子を好演

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ゲスの極み乙女。のドラマー“ほな・いこか”こと、さとうほなみが、現在放送中のオトナの土ドラ『さくらの親子丼』(東海テレビ制作・フジテレビ系、毎週土曜22:40~)の第6話(11月11日放送)に出演することが決定した。

『さくらの親子丼』は、貧困、親子の不仲、摂食障害、引きこもりなど、日本が抱えるリアルな社会問題を全国で取材し、ドラマの設定に反映した社会派人情ドラマ。空腹で行き場を失くした人たちに無償で親子丼を振舞う、古本屋の女主人・九十九さくら(真矢ミキ)の生き方には、「生きること」の難しさと「人とつながることの」大切さ、今の日本人が忘れてはいけない、優しさや、労い、明るさへのメッセージが込められている。

さとうの役どころは、さくらが九十九堂で提供する親子丼を食べに来た“インスタ映え”に夢中の女性。さくらの親子丼を撮影し、インスタグラムで発信した影響で、九十九堂に長蛇の列ができるようになる……。その親子丼の写真は、11万3千人のフォロワーを持つ、さとう自身のインスタグラムでも放送とほぼ同時のタイミングで発信するという連動企画も行われる。

今回の起用について遠山圭介プロデューサーは、「このドラマの見どころの一つ、美味しそうな親子丼。企画段階から参考用に様々な親子丼を食べ、写真に収めてきましたが、鮮やかな黄色がとても食欲をそそり、インスタ映えする料理だと思っていました。アーティストとして、また最近では女優としてもその活躍の幅を広げているさとうさんは、画面に登場するだけで不思議なインパクトを感じる魅力的な女優さん。写真1枚で魅力を伝えるインスタとの親和性が高い方だと感じていました。インスタの1つの投稿で環境ががらりと変わる、そんな現実にもありそうな不思議なエピソードをお楽しみいただければと思います」とコメント。

さとうは、女優業の活動について、「子どもの頃、こちらの仕事に関わらせて頂いた時期も少しだけありましたが、次第にバンドの方に集中していきました。でもその間、ずっと女優業はやりたかった仕事でした」と話す。また、将来演じてみたい役を聞いてみると「さくらさんのような懐の大きな女性を演じたい。どーんと受けるよ!! みたいな感じで」と笑顔で話した。ミュージシャンと女優を両立して活動する楽しさについては、「バンドとしていいものを届けるためには、格好いい演奏や、パフォーマンスを目指している所がありますが、女優の活動では、おもしろさであったり、時にシュールであったり、自分の別の一面も演技を通して出していけたらといいと思っています」と、今後も女優としての活動に可能性を見出していた。

そんなさとうに親子丼の思い出を聞いてみると、「鳥自体が怖くて……。特に皮の部分が苦手で、鳥料理が全然食べられなかったんです。でも、20歳ぐらいの時に何を思ったか、鳥専門店でバイトをしたんです。居酒屋で働こうと思って、でもそこが鳥専門店ということ気づかずに(笑)。ただ、その店で食べた名古屋コーチンの親子丼がとても美味しくて、その親子丼がきっかけで鳥料理が大好きになったんです。私は親子丼に縁があるのかな!? 運命の親子丼、再びですね」と話していた。

リハーサルでは、監督から「写真を撮ったらテンションが上がる感じの表情を……」と演出をうけたそうで、本番は一発OKで終了。最後にドラマ出演の感想を聞くと、「さくらさんの親子丼はとても綺麗で、本当にインスタ映えすると思いました。今回、セリフを人と話すのではなく、親子丼に向かって話すシーンだったので、演技が難しかったです。最近、炭水化物をあまり取らないようにしているので、久しぶりにお米を食べました。とても美味しい親子丼でした」と話し、「第6話をぜひご覧いただき、そして綺麗な黄色を頑張って撮ったので、私のインスタで良ければ、そちらの方も見てください!」と、視聴者にメッセージを送った。

<第6話あらすじ>
さくら(真矢)は、自身との因縁を知ったあざみ(吉本実憂)に対しどんな態度を取っていいのかわからず、意識的に避けるようになった。そんな矢先、恭子(本仮屋ユイカ)が実家の九十九堂に戻ってきた。あざみを居候させるさくらの真意を知り、またジャーナリストとしての好奇心からの行動だった。急にあざみに対してよそよそしくなったさくらに対し、恭子は「母さんらしくない」と制した。一方あざみは、俊太(塚田僚一)の精肉店のアルバイトに欠員ができたと聞き、働くことにする。

ある日、“たまりば”に出入りしている剛志(柾木玲弥)がびしっとスーツでキメてやってきた。しかしこの日は、さくらは剛志に親子丼を作ろうとせず……。

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