『明日の約束』“ゲス記者”登場で“毒親”仲間由紀恵の怖さが加速

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高校のスクールカウンセラー・藍沢日向(井上真央)が人間関係に悩みながら、生徒の死の謎を追うヒューマンミステリー『明日の約束』(カンテレ・フジテレビ系、毎週火曜21:00~)。7日放送の第4話で、亡くなった生徒の“毒親”吉岡真紀子(仲間由紀恵)の日向ら学校側への攻撃が本格化する。

息子・圭吾(遠藤健慎)の死の原因が学校でのイジメにあると主張し、復しゅうを誓っていた真紀子。彼女は、その手段としてマスコミを使い、週刊誌記者・小嶋修平(青柳翔)と接触し、小嶋の仲介のもと、いきなりテレビの独占インタビューで世間に学校の非を訴える。実は小嶋は、業界内で世間をあおり立てるような報道をする“ゲス記者”として知られる存在で、今回も真紀子の訴えに影響されて、がぜん、腕を鳴らす。

そして、小嶋による学校側への攻撃が加速。“バスケ部キャプテンの校内暴力”と題した大翔(金子大地)の暴行疑惑を伝える動画ニュースを流し、また、「間違いを犯した社会不適合者は例え法律でさばけなくても抹殺できる」と日向に自説を説き、スクールカウンセラーとして生徒をケアする立場にある日向をますます不安に陥れていく。

さらに真紀子は、“人権派弁護士”の大道寺邦弘(森岡豊)に相談を持ち掛け、一緒に学校に乗り込み、抗議を展開。そして「生徒を死に追いやっておきながら、問題のある教師を退職もさせず、暴力行為に及ぶ生徒に適切な指導もしない」「隠ぺいだ」「家庭への責任転嫁だ」といった自らの主張を大道寺に代弁させ、日向らを追い込んでいく。

日向は、悪意に満ちた連日の報道におびえ、恋人の本庄(工藤阿須加)に救いを求めるが、本庄が隠れて母の尚子(手塚理美)と会ったことを知り、「あの人は最低の母親だから、もう会ってほしくない」と本音を吐露。幼い頃から母の言葉に支配され、縛られて生きてきたことを打ち明ける。

“ゲス記者”や“人権派弁護士”を味方につけ、いよいよ本格的に動き出した真紀子。そして、母親・尚子との関係……。2人の“毒親”に対して、日向がどのように向き合っていくのか? 第4話に注目だ。

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