斎藤工、浅野忠信との初共演に「勇気づけられ、感動した」

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浅野忠信神木隆之介が出演するドラマ『刑事ゆがみ』(フジテレビ系、毎週木曜22:00~)が、10月12日より初回15分拡大でスタート。第2話ゲストとして、水野美紀斎藤工の出演が決定した。

本作は、うきよ署強行犯係で、犯罪者の心が読める天才適当刑事・弓神適当(ゆがみ・ゆきまさ/浅野)と、出世欲に燃える腹黒刑事・羽生虎夫(はにゅう・とらお/神木)の凸凹バディの活躍を描いた刑事ドラマ。

第1話では、歩道橋の下で女子大生の押田マイ(小倉優香)が仰向けに死んでいるのが発見される。酒を飲み、誤って階段から転落した可能性が高かったが、死体を見て何かを感じた弓神は、羽生やハッカーの“ヒズミ”こと氷川和美(山本美月)を巻き込んで、勝手に捜査を開始。弓神とは同期でもある強行犯係係長の菅能理香(稲森いずみ)も自分勝手な弓神には手を焼くのだった。

そして、水野と斎藤が出演する第2話では、弓神は羽生らと共に、中学校の教師が襲われた強姦未遂事件の捜査をするというストーリーを展開。自宅アパートで仮眠中に窓から侵入した男に襲われそうになった中学校教師・早杉千里を水野が演じ、この事件に関連する重要人物を斎藤が演じる。

水野は、「自分とは少し“ゆがみ”方が違う女性を、自分に重ね合わせて演じました」と語り、「浅野さんの暖かく重厚なオーラ、神木さんの軽やかさに同居する安定感。なんてなんて素敵なコンビ!と、密かに心はしゃいでおりました。とてもクリエイティブで、緊張しましたが、ワクワクする現場でした」と撮影を振り返った。

一方の斎藤は「浅野さんに憧れてこの世界に入ったようなもので、映画 『バタアシ金魚』をはじめとする存在感は本当に素晴らしいと思います。今回、テレビや映画というエンタテインメントも垣根を越えてトップランナーである2人が作品を盛り上げようとする姿に勇気づけられ、感動しました」と出演を喜んだ。また、『昼顔』でタッグを組んだ西谷弘監督の現場について「西谷組は緻密に準備をして、そこで固めたものを壊していくという映画的な現場」と語り、「台本以上のものがその場で生まれてきたらいいなと思いながら、神木くんとお芝居をさせていただいて、そのグルーブを浅野さんが拾って下さって……。浅野さんの柔軟性と表現力を間近で体感し、笑いをこらえるのが大変でした」とコメント。「詳しい役柄は言えないのですが、『昼顔』より今回の役の方が自分に近いと思う」という役どころにも注目だ。

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