山本美月、神木隆之介をチクリ「変。普通ではない」

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浅野忠信神木隆之介が凸凹バディとなって難事件を解決していく刑事ドラマ『刑事ゆがみ』(フジテレビ系、10月12日より初回15分拡大スタート、毎週木曜22:00~)の制作発表会見が10日、都内で行われた。壇上には山本美月も登壇し、タイトルに絡めて「この中で一番ゆがんでいる人は?」と問われると、迷わず神木を指名し「だって変だよね。普通ではない」と指摘して会場を笑わせた。

真実解明のためには違法捜査もいとわず事件を解決していく弓神適当(浅野)と、成績優秀で真面目、強い正義感ゆえにふりまわされてしまう後輩の刑事・羽生虎夫(神木)が、様々な事件を解決していく姿を描いた本ドラマ。会見には仁科貴、橋本淳、稲森いずみも出席した。

民放連続ドラマ初主演の浅野は、役名通り適当で奔放な刑事役を熱演。「僕自身も以外と適当な性格だったりして、そういう意味では自分にぴったりな役をもらった」と嬉しそうな表情。前述の登壇者全員に問われた「一番ゆがんでいる人」の質問では、神木を指名した山本以外は全員浅野を指名。神木からも「休憩時間お話ししている時に冗談めいたことを話すんですけど、内容が歪み気味。笑顔の裏で何か思っているところあるんじゃないかなって」と訝しがられ、思わずニヤニヤ。

一方の神木は浅野と共に事件解決に奔走する刑事役。「大変ですね。僕らが言い慣れない言葉がたくさんセリフにあって、体力的にもハード。刑事さんって大変だなと思いながらやっています」と感想を述べ、浅野については「本当に優しい方。カフェが好きなのが僕との共通点だっていうこともわかりました。休憩時間の合間に浅野さんの弓神さん的な一面が垣間見られるのも楽しい」と笑顔。

そして、26年連続連ドラ出演の実績を誇る稲森が演じるのは強行犯係の刑事・管能理香役。稲森にとって刑事役はレアだといい、「男社会の中で生き残った女の役。男みたいですね。母性とか優しさとかもあまりない。のっけから(浅野を)蹴るシーンがあったり」と自身の役柄を振り返り、「強い口調が言い慣れないですが、言ううちに快感になってきました」とニヤリ。壇上で浅野のお尻をヒールで蹴りあげるシーンの再現をリクエストされると、嬉しそうに実践し、浅野を「本番より痛かった」と驚かせた。

山本は中性的な敏腕ハッカーの“ヒズミ”こと氷川和美役。「今までドラマに出る時は短いスカートとかフリフリしたものを着ることが多かったんですが、今回はこういう衣装。楽です。足開いてもいいんだって」とジーンズの地味な衣装が気に入っている様子。浅野とは初共演だったというが、「恐い人かなと思っていたらすごく気さくに話しかけてくれて楽しい」と感想を述べ、一方、神木に関しては「変」とばっさりと切り捨てて会場の笑いを誘った。神木が不思議がる中、浅野もこれに同調。「確かに変わっているよ神木くんは」と話して神木を苦笑いさせていた。

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