シンクロの新名称に異議あり「なんでも英語にすればいいってもんじゃない」

公開: 更新:

漫画家・久保ミツロウ、エッセイスト・能町みね子、音楽プロデューサー・ヒャダインの"こじらせ系"クリエーター3人が、毒舌&妄想&本音トークを繰り広げる一風変わった文化的おしゃべりバラエティ番組『久保みねヒャダ こじらせナイト』(フジテレビ系列、毎週土曜深夜)。9月2日の放送では、シンクロナイズド・スイミングの名称変更に関する話題で盛り上がった。

最近のニュースを取り上げる「こじらせニュースまとめ」では、シンクロナイズド・スイミングの名称を「アーティスティックスイミング」に変更することが決定したというニュースを紹介。能町は、「言いづらいな~」と新しい名称を復唱し、「本来の意味だな~とは思うけど、確かに」とつぶやいた。久保も「本当に馴染みづらい」と否定的で、ネイティブ風に新名称を口にして舌をもつれさせるのだった。

能町は、「日本語がいいよ」と提案し、自身の考えた「水芝居」という名称を発表。ヒャダインは梅沢富美男のヒット曲「夢芝居」のワンフレーズを口ずさみながら爆笑していた。また久保が「中国がこれをなんて漢字にしているのか気になる」と疑問を投げかけると、能町やヒャダインからは「芸術水泳」「同調水泳」など、それらしい答えが飛び出した。実際に中国で使われているのは「水上芭蕾(バレー)」で、これには3人とも、「バレーだ! バレーの当て字。うまいね~」「さすが4千年!」と大絶賛。能町が「もう、水上芭蕾にしよう! 水上芭蕾でお願いします」と主張すると、久保も「なんでも英語にすればいいってもんじゃない」と訴えた。

番組では、この他に、納得のいかない駅名を検証して勝手に直す「駅名ソムリエール」や、
視聴者から募集した「体育への恨みつらみ川柳」のコーナーなどで盛り上がった。

PICK UP