馬場ふみか“デキる”ナース役は「難しい」ドラマ『コード・ブルー』2ヶ月目の心境

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フジテレビ系列で放送中のドラマ『コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON』
(毎週月曜21:00)で、クールな新人ナース・雪村双葉を好演している女優の馬場ふみかが、クランクインして2ヶ月経った現在の心境を語った。

『コード・ブルー』の1st、2ndシーズンの放送時は中学生だったという馬場。「子どもの頃から医療ドラマを見るのが好きでファンだった」と語り、今シーズンの制作決定も、イチファンとして喜んだという。そんな中、本作への出演が決まったのは舞台の稽古中。マネージャーから電話があり「決まったよ」と伝えられたものの、あまりの驚きに「ん? はぁ……はい」と微妙なリアクションに。自分の気持ちをどう表現したら良いのか分からず、嬉しさはありながらも「最初はぼう然としてしまった感じです(笑)」と当時の心境を語った。

そうして迎えた撮影初日は、ヘリで運ばれた患者を受けて、ストレッチャーに乗せ換えて初療室に運ぶシーンの撮影からスタート。「目の前をヘリが飛んでいくのを見て“あっ、本物だ!”って感動したのと同時に、演じることの難しさも感じました。ひとつひとつの動きは出演者全員の息が合わないとうまくいかない。しかも、リアルな医療現場の手順通りに行動しなくてはなりません。セリフはなかったんですけどかなり緊張しました」と、医療ドラマならではの難しさを感じたという。

また、演じる雪村はフライトナースを目指す存在で、新人という意味ではフェローたちと同じでありながらも、彼らとは違いきちんと仕事は出来るという姿を見せていく役どころ。「すごい自信家で、プライドも高い女性です。そして、雪村は一緒に参加したフェローたちを見下すまではいかないと思いますが、“何にも出来ないな”って見ているような感じです」と語り、違いを出すために、無駄のない動きや強めの視線を心がけているという。しかし、医療用語やナースの所作の難易度は高いと感じており、その場の医師、ナースたち全員が一斉に手術などを始める初療室のシーンは、リハーサルを何度も繰り返してスムーズに動けるようにしているものの「何度やっても難しい」と素直な思いを告白した。

一方で、前2シーズンのファンとして「一度はメリージェーン洋子(古本新乃輔)のお店に行ってみたいです!」と語り、「あのお店だけは、医療現場を離れた医師たちが和気藹々を過ごしていますから。医療現場とのメリハリがはっきりしていて、楽しそうですよね」と話した。

最後に馬場は「雪村も含め、フェローたちが少しずつ成長していく姿をしっかりと見届けてください。今シーズンは今まで以上に、救命に関することだけでなく、患者さんも含めて病院内の人間関係が色濃く描かれていると思います。そういう人間ドラマ的なところもお楽しみ下さい」とアピールしている。

14日放送の第5話(15分拡大)は、翔北救命センターに下水道工事中の作業員が増水のため流され、救助に当たっていたレスキュー隊員1人も負傷しているとドクターヘリの要請が入り、白石恵(新垣結衣)、名取颯馬(有岡大貴)、雪村がヘリに乗り込む。現場に着くと、名取はレスキュー隊員で意識のあるベテランの倉田正敏(大谷亮介)らの処置にあたり、白石と雪村は溺水で意識不明の作業員、吉崎孝司(長谷川慎也)をヘリで救命センターに搬送することに。そんな時、初療室で吉崎の治療をしていると、雪村が冴島の様子がおかしいことに気づく。次の瞬間、冴島は倒れ込んでしまった。一方、別の病院に受け入れてもらった倉田の容態が急変し、翔北救命センターに戻された。倉田の状態を判断した名取は動揺するのだが……。

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