ベッキー「ゲスに触れてくれた方が嬉しい」「ネットニュース見ます」現在の心境告白

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漫画家・久保ミツロウ、エッセイスト・能町みね子、音楽プロデューサー・ヒャダインの“こじらせ系”クリエーター3人が、毒舌&妄想&本音トークを繰り広げる一風変わった文化的おしゃべりバラエティ番組『久保みねヒャダ こじらせナイト』(フジテレビ系列、毎週土曜深夜)。8月12日の放送では、タレントのベッキーがゲストとして登場し、3人とのトークで盛り上がった。

ベッキーの番組初登場に「すごい違和感です」と、戸惑いを隠せない能町。ヒャダインと久保も「まさか来ていただけるとは」と困惑していた。さらに、久保は「ベッキーとうまく絡めるかどうか……。ちょうどいい距離感がまだわからなくて」と人見知りを発動。その一方で、ベッキーもかなり緊張しているようで、「まさか呼んでもらえるとは」と恐縮し、「今、私の頑張っている感も嫌ですよね。もうちょっと落ち着いたほうがいいですよね」と提案し、全員が探り探りの中でのスタートとなった。

久保は、隣に座ったベッキーから強いオーラを感じたそうで、「近くにいると、ちょっとエンジン音聞こえますね」と笑わせた。「今ふかしているぞとか、こっから踏み込むか~、いや止めとこうみたいなエンジン音が聞こえる」と、ベッキーのトークにおける心の機微をエンジン音に例え、「一緒に共演する芸能人の人は、そのわかりやすさは共演しやすいと思う」と指摘。その久保の解説に、ベッキーは「なんか全部分析されてる!」と戸惑いつつも、笑顔を見せた。

ヒャダインが、「それにしても今、大変ですよね。メディア出るときは謙虚でいないと、重箱の隅つつくように言われちゃうでしょ」と尋ねると、ベッキーは、「謙虚でいないとっていうか、一回お休みしているので、本当に一番後輩な気分だから、自然とそうなってしまいます」と、謙虚な姿勢は心からのものだと説明。しかし、その一方で、「バラエティの人間なので、多少面白くしたり、やっぱり毒も必要なので、番組とか状況に合わせて、いろんな自分を出しています」と打ち明けた。

これまで世に出たベッキー関連のニュースの中には、ひどいものも多かったと久保。「煽り方の文章とか、セレクトとか、ひどいやつはゲスすぎて……」としゃべったところで、「ゲス」というキーワードに全員が反応。ヒャダインが「え!?」と大きな声を上げると、能町も「今、私も思ったよ!」とツッコミを入れ、ベッキーもそのヒャダインの反応を見て、「嬉しい、そういうふうに触れてくれるほうが」と笑った。さらにベッキーは、「そのワードが出ると、どの食事会も気まずくなったりする」と明かし、「言ってくれたほうがいいし、だって(ゲスは)辞書に載っている言葉だし」と説明。3人を安心させた。

そこからトークはネットニュースの話題に。能町がベッキーに「ネット見ます?」と尋ねると、「見ます、今は。やっぱりニュースは知っておきたいし、芸能情報もめちゃめちゃ見ますし」と告白。さらに自身のニュースにも目を通すそうで、ヒャダインから「大丈夫ですか?」と気遣われると、「大丈夫です。もう、あれぐらいのことがあると。とはいえね、人間なので、チクリ、グサッとかはありますけど、ちょっと心が鍛えられた部分はあるので」と語った。

今回、番組では歌手としても活動するベッキーと共に、ヒット曲の“すき間”を狙った「すき間ソング」を即興で作ることに。まずは能町が「いろいろあったわけじゃないですか。いろいろあった人が歌うからこそ、演歌っていいじゃないですか」と、演歌を提案。対して久保は、「私はメロディックなメタルがいいかなって」とメタル推し。そんな2人の意見を合わせて、新ジャンル・演歌メタルを作ることが決定。次回の放送では、ベッキーを加えた4人が、作詞作曲に奮闘する。

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