松居一代の動画「達筆テロップ」「ゲーム実況」も見てみたい

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漫画家・久保ミツロウ、エッセイスト・能町みね子、音楽プロデューサー・ヒャダインの“こじらせ系”クリエーター3人が、毒舌&妄想&本音トークを繰り広げる一風変わった文化的おしゃべりバラエティ番組『久保みねヒャダ こじらせナイト』(フジテレビ系列、毎週土曜深夜)。7月29日の放送では、連日、ワイドショーを賑わせている女優・松居一代の話題で盛り上がった。

最近のニュースを取り上げる「こじらせニュースまとめ」では、松居一代の加熱するブログ&動画投稿に関するニュースを紹介。能町は、「オープニングの音楽を変えてきましたからね」と、松居がYouTubeに投稿している動画のBGMが新しいものになっていると指摘した。ヒャダインが手元の電子キーボードで、その音楽を完璧に再現すると、久保は、「こんな化粧もしていない41歳のおばさんの顔を皆さまに見せて、申し訳ございません。ミツロウ久保です」と、松居風にあいさつ。そのモノマネに、能町は「思ったより久保さん、クオリティ高いよ。ちゃんと(ツボを)押さえている」と絶賛していた。

また、高い頻度でYouTubeへ告発動画を投稿している松居に対し、久保は、「(松居が)ユーチューバーとしてやっていくんだったら、ネタを後半に引っ張りすぎではないかなというのが気になりますね」と指摘。最近、元アシスタントのユーチューバーから、「最初に見どころがわかるようにする」という動画作りのコツを聞いたそうで、「一代さんも、本当にベタな、最後まで引っ張る昔のやり方を今後も続けるスタイルも、割り切ってありだと思うし、最初のうちにドンッというのもいいんじゃないかな~」とアドバイスしていた。

一方で、能町は松居の達筆な字に注目。「あの字を活かさない手はないなと思っていて。(動画の)テロップって今、フォントじゃないですか。あれをぜひ自分で、筆文字で書いてもらって。昭和のワイドショーって、乱れ書きしたようなすごい筆文字で(テロップが)出るじゃないですか。あれをすごいやってほしい」と提案していた。ヒャダインも「『おはよう!ナイスデイ』の頃のやつですよね」と同意し、「今、いろんな人がこういうふうに、こうしたらいいよって(松居に)助言されていると思うんですよね。しかも、松居さんがすごいのって、新しいことに次々とチャレンジしているから」と、松居の投稿動画がどんどん改良されていっていることに言及した。

さらに、動画に凝りすぎるあまり、松居自身の訴えたいことが薄れてきている気がすると久保。能町が、「動画を作ること自体にエネルギーが注がれて……いいことですよね」と語ると、久保も「何かが形骸化するってね、一概に悪いこととは言えないんですよね」と説明していた。

今後の動画の方向性について、久保が「松居一代のゲーム実況とかも見たくないですか?」と問いかけると、2人も「見たい!見たい!」と大賛成。ヒャダインは、「ホラーものとか。驚かないんでしょうね。“また、ゾンビ。嫌ですね~”みたいな」と笑わせ、「こういうところでビジネスが生まれるって、新しいですよね」と、松居の一連の動画投稿に、新たな可能性を見出していた。

番組では、この他に、注目の夏ドラマの話題や、『LOVE LOVE あいしてる』の復活SPに登場した篠原ともえの話題などで盛り上がった。

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