宮田悟志「サンサーラ」歌唱、生き様を歌に込めて…

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三代目J Soul Brothersのボーカルを決めた「EXILE Presents VOCAL BATTLE AUDITION 2 〜夢を持った若者達へ〜」のファイナリストであり、元BREATHEの宮田悟志さんが、ドキュメンタリー番組『ザ・ノンフィクション』(フジテレビ系列、毎週日曜14:00~)のエンディングテーマ「サンサーラ」の歌唱を担当。7月2日より楽曲の配信も開始され、好評を得ている。

現在、音楽活動だけにとどまらず、ナレーションや舞台にも挑戦するなど幅広く活躍中の宮田さんにインタビュー。抜擢された時の気持ちや歌に込めた想い、アーティストとしてのこれからの目標などについてたっぷり語っていただいた。

――これまで数々のアーティストによって歌い継がれてきた「サンサーラ」ですが、抜擢された時のお気持ちはいかがでしたか?

僕自身、『ザ・ノンフィクション』のファンで、歴代の「サンサーラ」も聴いていたので、お話をいただいた時はすごく嬉しかったです。これまで、いろんな方が歌われていますが、わりと「サンサーラ」という言葉のもつ意味(サンスクリット語で輪廻転生)だったり、どちらかというとスピリチュアルな要素を曲の中で表現しているのかなと、受け止めていました。僕自身が男性ということもあり、中孝介さんが歌われていた時の印象がすごく強くて。独特の節回しなど、とてもインパクトがある歌い方なので、そこをどうやって自分の色に変えてくかをものすごく考えました。

――自分らしさを出すにあたり、意識したことなどは?

もともと、番組のナレーションで、「竹ノ塚のスナックのママ」の回を読ませていただいたことがきっかけで、今回の主題歌の話に繋がりました。番組のプロデューサーさんとお会いした時に、自分がこれまで歩んできた経歴をお話しさせていただいたところ、僕の人生に感銘を受けてくださり……。そこから「面白いね」という感じで主題歌を歌わせていただくことになりました。その時“宮田悟志という生き様を「サンサーラ」に込めてほしい”と、おっしゃっていただいたので、そこを歌に込めれば“宮田悟志のサンサーラ”になるのではないか、という確信になりました。

――『ザ・ノンフィクション』など、ドキュメンタリー番組の魅力は?

『ザ・ノンフィクション』では色々な業種の方が出てくるので、様々な舞台裏を知ることができます。舞台裏というのは、普通だと知ることが出来ないですし、しかもそれを長期間追いかけるので、いろんなドラマが見えるところがとても面白いです。「何でこの方はこの仕事をしているんだろう?」とか、その思いを聞いてそこに向き合うと、すごく自分の中に入ってきやすいといいますか、表面だけでは見えない部分を知ることができるところもいいですね。

――「サンサーラ」のレコーディングはスムーズにいきましたか?

普段のレコーディングでは、曲によっては細かく分けて撮ることがあるのですが、今回のレコーディングに関しては、可能な限り一気に撮り続けました。「ここからここまでのフレーズを撮りましょう」みたいなことよりも、自分の気持ちが乗っていくところまで一気に録音したので、感情が途切れてないと思います。上手く歌おうという気持ちよりも、そのまま素直な気持ちをメロディーに乗せています。

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