久保ミツロウ、「靴下の趣味が悪い」と父親に指摘され…

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漫画家・久保ミツロウ、エッセイスト・能町みね子、音楽プロデューサー・ヒャダインの“こじらせ系”クリエーター3人が、毒舌&妄想&本音トークを繰り広げる一風変わった文化的おしゃべりバラエティ番組『久保みねヒャダ こじらせナイト』(フジテレビ系列、毎週土曜深夜)。7月15日は、3週に渡ってお送りしてきた、久保の故郷である佐世保を巡る「佐世保ドライブ」の完結編を放送。

久保が学生時代によく通っていたという、佐世保の四ヶ町アーケードを歩く3人。途中、ヒャダインが八百屋でおいしそうなビワを購入し、そのままアーケード横の路地を進むと、松浦鉄道の佐世保中央駅が見えてきた。趣のある駅舎に、「あ、最高、最高、大好き!」と目を輝かせる能町。鉄道好きのヒャダインも、松浦鉄道のネーミングライツの広告を見つけ、「みんなでお金出します?」と、2人に「久保みねヒャダ号」を作ろうと呼びかけた。ホームで電車を待ちながら、先ほど購入したびわを味わう3人。ほどなくやってきた電車は1両編成で、ここでもヒャダインのテンションが上がるのだった。

佐世保中央駅から佐世保駅に到着した3人は、車に乗り込み、いよいよ久保の実家へ。実家では、久保の父母、友人らが出迎えてくれ、久保の実家の名物料理で能町とヒャダインをおもてなし。食卓に並んだアジのすり身は、久保のお母さんの手作りで、お父さんが毎回、その出来をランク付けするのだという。今回のアジのすり身を、「これはAの下です」とお父さん。久保は「お父さん作ってないのに、味のランクだけは付ける」と久保家独自のルールを説明するのだった。

これまで、娘である久保の出ているテレビは観たことがなかったというお父さん。その理由を「下ネタなんかを娘が話すのなんかは親父として恥ずかしいから、観ないつもりだった」と語り、「こじらせナイトもやっと、(能町とヒャダインに)会うっちゅうことで、初めて観ました」と明かした。「ピコ太郎の回を観たら、結構、水準高いなと思って」と素直な感想を述べるお父さんに、「基本、やっぱランク付け、お父さんね、お得意でらっしゃいますけど」とヒャダイン。さらに、お父さんの“批評癖”は止まらず、「ミッコ(久保のこと)、赤い靴下、趣味の悪かねぇ」と、久保の履いていた靴下の色にまで言及。爆笑する能町とヒャダインに対し、「そがんことないよ~」と精一杯抵抗する久保だった。

実家からの帰り道、「(久保さんが)面白いのはお父さん譲り」だと指摘する能町。ヒャダインも「めっちゃ素敵なご家庭じゃないですか」と久保に伝えていた。そんな「佐世保ドライブ」の最後は、市内随一の勝景地でもある「展海峰」へ。そこから見渡せるのは、佐世保の名所の一つ、九十九島の群島。その絶景に、能町とヒャダインも、「めっちゃいい景色」と感動していた。雲一つない晴天の下、海が太陽光を反射し、キラキラと光り輝く様子に、しばし見とれる3人だった。

旅の締めは、佐世保で結成されたというクリスタルキングの名曲「大都会」の節に乗せて、旅の思い出を替え歌にし、大合唱。「長崎ちゃんぽん」や「カピバラ」、「バイオパーク」、「ハウステンボス」、「南高」など、旅の思い出をふんだんに盛り込んだ曲を車の中で歌いきった3人は、「楽しかった」、「ずっと笑ってた気がする」と、旅の感想を語っていた。

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