星野源に驚き!大人計画・松尾スズキ「自分の劇団に入ってきた子が」

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演出家の松尾スズキが、5月30日に放送された古舘伊知郎のトーク番組『トーキングフルーツ』(フジテレビ系、毎週火曜24:25~)に出演。旗揚げした劇団の“変化”について明かした。

漫画家を目指していた時期があるという松尾。演出家との仕事を引き合いに出し「漫画家さんの根気にはかなわない。漫画はストーリーを考えて、絵を描いて、ペン入れしてっていうすごい厄介な作業がありますからね」とリスペクトを示す。その一方で、演出家という仕事については「紙に書いたものを発声してもらえば、とりあえずは形になります。その分、他の役者がやることで、自分とは違う方向に流れていく“苦さ”と“面白さ”がありますよね」と魅力を語った。

また、古舘は、松尾が旗揚げした“大人計画”について「今、すごいことになっていますよね」と聞くと「本当にビックリします。今日、百均にプランターを買いに行ったんですけど、そこで星野(源)の歌が流れてきましたからね。自分が作った劇団に入ってきた男の子の歌が、百均で普通に流れているっていうのがね」と驚いたことを振り返った。

さらに古舘は「始まりの頃は、差別的な笑いとかブラックユーモアとか、いっぱいあったんでしょ?」と旗揚げした当初について質問。松尾は「ありました。サブカルでマイノリティーな笑いをやっている集団で“弱い者カルチャー”として存在していたのですが、ある時期から阿部(サダヲ)とか宮藤(官九郎)くんのポップさっていうのもあるんでしょうけど、急に多くの人に見てもらえるようになった気がしますね」と劇団を取り巻く変化について語っていた。

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