ルシファー吉岡“脱・下ネタ”でR-1王座奪取へ

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カンテレ・フジテレビ系列で2月28日(火)19時から生放送されるひとり芸No.1決定戦『R-1ぐらんぷり2017』の決勝戦に進出したルシファー吉岡にインタビュー。決勝までの道のりや、決勝への思いなどを語っていただいた。

<決勝トーナメント>
A組(レイザーラモンRG、横澤夏子、三浦マイルド、復活ステージ3位)
B組(ゆりやんレトリィバァ、石出奈々子、ルシファー吉岡、復活ステージ2位)
C組(ブルゾンちえみ、マツモトクラブ、アキラ100%、復活ステージ1位)

<インタビュー>

――決勝進出おめでとうございます。

ありがとうございます。本当に嬉しいですけど、とてもホッとしました。

――今回、ネタ作りで大変でしたか?

R-1のホームページで“あまり下品な表現は宜しくない”というようなことが記載されたという話題が芸人の中で10月か11月くらいに回ったんです。それで、年末に単独ライブでは10本ネタをやるなら、下ネタは5~6本にしようと思っていたんです。でも、ふたを開けてみたら下ネタが8割になっちゃって(笑)。残りの2割が準決勝でやったネタなので、2割が認められたというのは上手くいったのかなと思っています。

――年末のタイミングで“下ネタ禁止令”みたいなのを聞いた時はどう思われましたか?

衝撃的でした。やることなくなっちゃったと思ったと同時に僕のせいなのかなって。去年やりすぎて苦情とか来たのかなとか色々なことを考えました。だけど、そこまで気にする必要はないのかなとも思っていました。普通にテレビのネタ番組にも出ているので放送禁止ではないですしね。

――準決勝までとテレビ放送される決勝では、出る側としても評価のされ方について意識することがありますか?

ありますね。去年、決勝に行ったことで、それも踏まえてこのネタかなというのはありました。審査員のことを考えると、その場ではウケなくてはいけないとか逆算していきつつ、会場に来ているお客さんが普段からお笑いを見ている層なのかも考えます。あと、決勝はテレビ用の会場で、照明も明るくて公共の場という感じが凄く強い。そういう下ネタとかアンダーグラウンドなネタは出づらいと実感したので、優勝するためには下ネタを一回やめようという結論に行きました。

――B組を選ばれたことについて教えてください。

Aブロックの最後も頭にあったのですが、レイザーラモンRGさんが最初にかっこよく1番に行ったので、逆に一番無難な場所を選びやすくなっちゃいました。お笑い的にも美味しいし、実際にそこ良いし(笑)。ただ、どこに入っても決勝まで来た強者ですから自分のネタをやるだけですよね。

――決勝へ向けて意気込みをお願いします。

唯一女性が2人いる組で、彼女たちと比べたら、道具も使わないし、音も使わないし、僕のネタは地味と言えば地味かもしれませんが、その中でシンプルに頑張っていると思ってくれたら嬉しいです。ネタをやっている時に色々な面白い顔をしていると思うので是非、注目してください。

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