理想のタイプ探しは自分の整理から「ラブホの上野さん」出会い率UPの心得

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本郷奏多主演のドラマ『ラブホの上野さん』(フジテレビ、毎週水曜26:25~)の第4話が放送され、意外と自分でもわかっていない“理想のタイプ”について、上野さんが恋愛指南を行った。

本作は、「月刊コミックフラッパー」(KADOKAWA)で連載中の漫画・博士、原案・上野による同名コミックスが原作。五反田の繁華街にたたずむラブホテル「五反田キングダム」で働くスタッフで、一見すると紳士だが、実はゲスな主人公の上野さんが、童貞の青年・一条昇(柾木玲弥)をはじめとする恋の悩みを抱える人たちに、恋愛テクニックを伝授していく。

第4話の舞台はクリスマスイブの夜。五反田キングダムは多くの客で賑わっていた。そんな中、ある女性グループがスイートルームを使って女子会を開催。しかし、終電が近づいてくると「急に仕事が……」「おばあちゃんがアレで……」「実は彼氏が出来たの」と言って帰ってしまい、みのり(赤根那奈)だけが残されてしまう。

思ってもいなかった展開に、ホテルで荒ぶるみのり。駆けつけた上野さんと一条は、みのりに理由を聞く。そして「いい男がいない」と言う彼女に対して、上野さんが恋愛指南をスタート。まず、上野さんが「お客様の考えるいい男とは?」と聞くと、みのりは「格好良くてステキな男性かな」と答え、上野さんは「それじゃムリっしょ!」と紳士キャラを崩壊させてバッサリ切り捨てる。さらに「私の考えるステキな女性とはどのような方でしょうか?」再び質問し、「あなたのタイプなんてわかるわけないでしょ」とみのりを困らせる。

しかし、その言葉を聞いた上野さんは「それと同じでございます」と語り、自分の中で具体的にイイ男が決まっていないと、その男性がイイ男かわからずチャンスを逃してしまうと説き、「経済力にしか興味のない方、ファッションセンスや趣味の一致が大事な方も居ます。重要なのは理想のタイプをハッキリ口にすること」と語り、人は口に出すことでしっかりと意識できる傾向にあると伝える。また、人に異性を紹介して貰う際も「ステキな人がいたら紹介して」ではなく「私と趣味が合う人がいたら紹介して」と言った方が、相性の良い異性を紹介して貰える可能性は上がるとアドバイスする。

そこで改めて自分の理想のタイプを考えたみのりは「年収2000万以上のイケメンで、趣味はクラシックで、身長は185センチ、40歳未満位の人が良いな」と発言。上野さんは辟易した表情を見せながら「それでも結構です。条件が抽象的なときよりは可能性が上がると思います。ですが、先ほどの私の表情が世の多くの男性の感想でございます」と伝え、一条も「正直イラッとしました」と付け加える。また、上野さんは、そのような男性がいても「何言ってんだこいつ」と反応されてしまうので、理想のタイプはあっても良いが、男性の前で言わない方が賢明だと伝える。

さらに上野さんは、自分の条件をしっかりと考察する必要があると提案。「先ほど年収2000万円と言っていましたが、1999万円ではダメでしょうか?」と質問する。するとみのりは「ダメじゃないですよ。それくらいの方が余裕あるかなって」と答え、上野さんは「でしたら、お客様の条件は経済的に苦労しない相手ということにもなりますね?」と整理し、なぜその条件なのかをしっかり考えて、理想のタイプを見つめ直せば、理想的な男性に会える可能性や、今まで理想的に思えなかった男性が理想的に思える可能性が上がると指南する。

一通りの恋愛指南を終えた上野さんは「理想を超えた男性。本能にひっかかる出会いが希にあります」と言って、理想だけが全てではないと伝え「お客様に彼氏が出来た際には、是非、当ホテル五反田キングダムをお使い下さい」といつもの台詞を残して去っていく。そして、一条が「何かお飲み物でもお持ちしましょうか?」と尋ねると、みのりに押し倒され「お客様じゃなくて、みのり。君、大学生だっけ。よく見るとイケメンだし。馬車馬のように働いてくれそうだし、これって本能にひっかかる出会い?」と言われながら服を脱がされていく。

思ってもいなかった展開に浮き足立つ一条だったが、そこでチャイムが鳴り響きデリバリーが到着。みのりが「入ったところに置いてといて」と頼むと、ドアを開けて入ってきたのは、近所のカフェ店員で、ミニスカサンタコスチュームの中瀬麻衣(松井愛莉)だった。女性に馬乗りにされ、胸をはだける一条を見て驚き出て行く麻衣。一条は「えっとその……麻衣ちゃん違うんだ。麻衣ちゃん!!」と叫びながら、虚しく手を伸ばすのだった。

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