山田涼介、茶髪から黒髪へ『カインとアベル』第5話で大変化

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複雑な恋愛、兄弟の確執、親に認められたいという思いとの葛藤をテーマに、主人公の高田優(山田涼介)に加え、高田家が同族経営する会社・高田総合地所の社長で父の貴行(高嶋政伸)と副社長で兄の隆一(桐谷健太)、そして社員で隆一のフィアンセの矢作梓(倉科カナ)を中心に進行しているドラマ『カインとアベル』(フジテレビ系列、毎週月曜21:00~)。11月14日放送の第5話で、いよいよ主人公・優が頭角を現していく。

これまでの第4話までは、隆一と違い何をやっても上手くいかない優が、隆一の力で社運を賭けたアウトレットモールのプロジェクトに抜擢。優は諦めそうになりながらも、梓の助けもあってプロジェクトで成果をあげることに成功。さらに梓と仕事を共にするうちに好意を抱き始めるが、梓と貴行の感性を知りショックを受けながらも、表情には出さず明るく振る舞っている。

そんな中、隆一は、貴行に任されたバンコクでの都市開発参入事業が成功した暁には、次期社長に役員会で推薦すると約束され、決意を新たにする。しかし、バンコクの事業にトラブルが発生し、新たに100億円の資金が必要となり暗礁に乗り上げてしまう。そんな折、貴行の姉・桃子(南果歩)が、フィアンセで個人投資家の黒沢幸助(竹中直人)を紹介したいとやってくる。貴行は不信感を露わにするが、優はその裏で黒沢にバンコク事業への出資を依頼。すると、黒沢は出資を約束し、隆一の元へ。何も知らない隆一は、自分の力だけで解決することが出来たと喜ぶ。

そして迎える第5話。梓に「黒沢が出資したのは優のおかげ」と聞いた隆一は、「影で助けていい気分か?」と優を殴る。そして、貴行も隆一のプロジェクトを助けたのが、黒沢だと知り苦虫をかみつぶす。そして、優の介在を知らない貴行は、隆一の判断は正しかったと会長の宗一郎(寺尾聰)に報告。一方の優は、梓から「優くんがあんなに頑張ったって誰も知らなかったのが許せなかったの」と黒沢の出資の件を隆一に話したことを知らされる。そんな時、貴行が桃子に「黒沢に認められ、出資を取り付けたのは隆一ではなく優だ」と告げられ驚く。そして、貴行は優に「なぜ怪しげな黒沢に頼んだのか?」と質問。すると優は「リスクを背負ってでもやらなければいけない時だと思った」と答える。次の日、貴行に呼び出されて優は社長室へ。貴行はクライアントとの会食に同行するよう優に求めるのだった……。

公式サイトの予告動画では、貴行の「プロジェクトはお前に任せてみようと思う」という言葉や、隆一の「残念ながら優にはリーダーとしての資質はない」という発言、「教えてくれ、本当はどっちなんだ? 優と一緒にいたいのか?」という台詞などが公開されており、優が一気に隆一を脅かす存在へとなっていくと思われるカットが公開されている。また、この動画の中で、茶髪だった山田が黒髪になるという大きな変化を遂げており、ファンの間では話題を集めている。

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