声優の森川智之が、フジテレビで毎週木曜深夜に放送中の『#ハイ_ポール』内にて11月24日からスタートするショートアニメ「神々の記」で、登場キャラクター全ての声と、主題歌「神々を讃える唄」を担当することが決定。このオファーについて「1人全役というキャスティングを聞いたときは“ウソだろ!?”と思いました（笑）」と感想を語った。
「神々の記」は、だいたい紀元前3000年、エジプトはナイル川のあたりを舞台としたアニメ。エジプト神話における謎の神“メジェド”や太陽神“ラー”、冥界の神“アヌビス”、豊穣の神“バステト”などの神々と、そんな神々の世話係をする“イアビ”とその友人“アーケウ”が、気まぐれな神々に振り回される日常が描かれる。
森川は、イアビやアーケウをはじめとした人間のキャラクターだけでなく、神々や群衆の声に至る全ての役を担当。「どういう風に演じ分けているかも楽しんで貰いたいです。 ひとつのアニメ作品として面白いと言って貰いたいので、観ている人が1人で演じていることを忘れてしまうくらい楽しめるように演じようと思っています」と意気込みを語っている。映画『ミッション:インポッシブル』シリーズのイーサン・ハント役を演じたトム・クルーズの声、アニメ『キン肉マンII世』のテリー・ザ・キッド、『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』の吉良吉影、『トリコ』の次郎ほか、長年にわたり様々なキャラクターを魅力的に演じてきた森川の新たな挑戦に注目だ。
また、神々のキャラクターデザインを手掛けるのは、アナログ・デジタルイラスト・立体作品などで幅広く活躍し、海外にも多くのファンを持つイラストレーターのこなつ。アニメの元となったメジェド様を描いたキャラクターは、そのフォルムと存在感は2014年頃から一部のSNS上で話題となっており、すでに販売しているぬいぐるみやカプセルトイ、ソフビフィギュアも人気となっている。アニメの放映開始と同時に、フジテレビショップ等では、新作を含めたオフィシャルグッズを販売。年末からは大型店舗での公式ポップアップストア等も展開し、売場には着ぐるみメジェド様が不定期に登場する予定だ。
