天海祐希「奇想天外なところに挑む」天才シェフを通じて描く学校給食の裏側

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女優の天海祐希主演の新ドラマ『Chef~三ツ星の給食~』が、フジテレビ系列で10月13日(木)22時15分より初回15分拡大でスタート。このほど天海が主演ドラマへの意気込みを語ってくれた。

ドラマは、三ツ星レストランの天才女性シェフ・星野光子(天海祐希)が、レストランのオーナー・篠田章吾(小泉孝太郎)とトラブルを起こしクビになってしまい、テレビ番組の企画で “学校給食”を作ることになるところからスタート。世界中の美食家たちを唸らせてきた天才シェフが、小学生を相手にまさかの悪戦苦闘。思わぬ状況に陥った光子が、力強く前向きに人生を切り開いていく姿を描いた痛快エンターテインメント作品となっている。

テーマの“学校給食”について天海は「決められた予算の中で、栄養素もしっかりと考えなくてはならず、その上で本当にたくさんのルールがある中で作られていると知り、給食にはもっと感謝するべきだと思いました。この部分の面白さも一刻も早くお知らせしたい」と笑顔を見せた。

そして、光子を演じることについては、「三ツ星レストランのシェフは世界で一人しかいないそうなんです。また、奇想天外なところに挑むことになりました(笑)」と語り、「私は、光子ほど自分のやっていることに自信を持っていないですが、この仕事も、すごく自信があるような顔をして舞台に立たなくてはなりません(笑) 光子はそれまでやってきたことに自信があるから“私の料理が最高だ”と言える。そうすることで料理を出された方も、気持ちよく受け取れる。そういう意味では、共感というより応援したくなる女性だと思います」と話した。

また、番組に込められたメッセージについて聞かれると、「伝えたいメッセージはたくさんありますが、それを言葉にしてしまうことで、決まった見方になってしまうのは残念」としながらも、「強いて言うなら、私はずるい人たちよりもひたむきに頑張っている人たちを応援したいですし、そういう人たちが最後には良い思いをしていただきたい。光子がこれだけ人とぶつかるということは、きっと自分にも原因があるはずなので、必ずどこかで痛い目に合うと思います。ですが、そんな彼女の真っすぐでひたむきなエネルギーを感じて、良い影響を与えられるドラマにできたら嬉しいです」とアピールした。

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