Hey! Say! JUMP 山田涼介、月9主演に「想像もつかない」起用の理由は“艶のある表情”

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Hey! Say! JUMPの山田涼介が、10月スタートの新ドラマ『カインとアベル』(毎週月曜21:00)で、フジテレビ連ドラ初主演かつ月9初主演を務めることが決定。初のスーツ姿で初のラブストーリーという初物尽くしで新境地に挑む。

本作は、旧約聖書「創世記」第4章に登場する兄弟、カインとアベルの名前をタイトルにした作品。アダムとイヴの息子たちの神話で、兄のカインが、神・ヤハウェ(=すべての父)から寵愛を受ける弟のアベルに嫉妬し、“愛への渇望”、“父に認められたい”という普遍的なテーマが描かれている物語。今回、これらをモチーフに、2016年の東京を舞台に連続ドラマ化。“複雑な恋愛”、“兄弟の確執”、“親に認められたいという思いとの葛藤”という三つの軸を中心に物語が描かれていく。

山田が演じる主人公の高田優は、家族や仕事、そして恋する人とのせめぎ合い、葛藤を通じ、“本当に大切なもの”をその手につかもうとする青年。山田は「今までドラマや映画の役で、スーツを着るということがありませんでした。しかも、フジテレビの連ドラ初主演、月9初主演と、初めて尽くしの作品になりますので、自分自身もどういう風になっていくかまだ想像がつきませんが、“新しい山田涼介”を月9『カインとアベル』で届けたい」と語り、「月9という枠は、視聴者の皆さんの期待も非常に高いと思いますので、プレッシャーはありますが、自分のカラーを出し、しっかり演じていきたい」と意気込んだ。

プロデューサーの羽鳥健一は、「これまで『エデンの東』(小説・映画・ドラマ)のほか、『ケインとアベル』(イギリスにて小説、アメリカで映画・ドラマ)や、韓国ドラマ『カインとアベル』、ほか様々な小説・映画に、“運命的な兄弟”を暗示させる二人の物語を題材にした作品が多い、まさにエンターテイメント界における“伝説的”な神話」とコメント。山田の起用については、「兄へのコンプレックスと父に認められたいと思い、そして複雑な心理描写が要求されます。山田さんはこれまで『金田一少年の事件簿』(日本テレビ系)での少年探偵や、最近では映画『暗殺教室』での暗殺の才能を秘めた中学生・潮田渚など、漫画が原作の“少年ヒーロー”的な役柄が多かったですが、それらの作品の中で時折垣間見られた“艶”のある表情やお芝居、ご本人から感じられるグループの不動のセンターとしての存在感、そして、最近特に感じられる、大人の階段を一歩一歩着実に歩まれている様子が、今回の繊細な主人公を演じていただくにはベストマッチだと思い、オファーをさせていただいた」と語っている。

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