フジテレビは、6月25日（土）、26日（日）21時から2夜連続で放送する超大型スペシャルドラマ『モンタージュ　三億円事件奇譚』のスピンオフドラマ『モンタージュ　三億円事件奇譚　特別編‐船に消えた三億円‐』を、FOD（フジテレビオンデマンド）とAmazonプライム・ビデオにて、25日（土）23時10分より配信することを発表。地上波放送のないコンテンツをフジテレビがAmazonビデオで配信するのはこれが初めてとなる。

スピンオフドラマは、鳴海大和（福士蒼汰）と小田切未来（芳根京子）が、事件の真相を求め、軍艦島で発見した三億円の入ったスーツケースを持って、フェリーで沖縄に向かうところからスタート。大和とケンカをしてしまった未来は、一人フェリー内のレストランで過ごしていたが、ぶつぶつ文句を言いながらも、大和に謝ろうと客室に戻る。しかし、夜の10時にも関わらず、大和の姿はない。携帯もつながらず、少し心配になっていると、船内では若い男性が海に落ちたと騒ぎになっていた。相変わらず、携帯がつながらず、いよいよ本気で大和のことが気になる未来。その頃、大和は何者かに襲われ、監禁されていた。

手足を縛られ、口もテープでふさがれていた大和だったが、未来からの着信に気づき、何とか彼女に「おそわれた」とショートメールを打つ。驚く未来は、大和に状況をメールで訪ねるが、頭を殴られしばらく意識を失っていた大和は、自分の居場所も分からず、犯人の手がかりも全くなかった。大和は不安になり、未来に「おかね」というショートメールを送ると、未来から「盗まれた」という返信が。悔しがる大和は、「はんにんをおえ」と未来に指示する。自分には無理と嘆く未来だったが、大和からショートメールで送られてくるアドバイスを元に、大和を監禁し、三億円を奪った犯人を未来なりの推理で追い詰めていく。

福士はスピンオフについて「原作にもある好きなストーリーなので、読んでいて楽しかったです。“探偵モノ”のストーリーなので、謎解きしながら面白く見ていただけると思います」と語り、「特別編では、未来が大活躍するので一見の価値ありです。皆さんも一緒に推理しながら楽しんで見ていただきたいです」とコメント。

一方、本編とは印象が違う台本だったと言う芳根は、「監督と話して“前編、後編とはイメージを変えて良い”と言われたので、思う存分、やりたい放題やらせていただきました。“犯人は、あなたです！”と、一度言ってみたかったので、楽しかったです」とコメント。「前編、後編とは違う感覚で見られると思います！ そして謎を解いていくのは未来なので、構えず見ることが出来ると思います（笑）」とアピールした。