松下奈緒 “裸踊り”や“コマネチ”など『早子先生』で振り切れる

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女優の松下奈緒が主演の新ドラマ『早子先生、結婚するって本当ですか?』(フジテレビ系、毎週木曜22:00)が、4月21日より初回15分拡大でスタートする。このほど、放送に先駆けて第1話を見る機会を得たので見どころを紹介する。

本作は、34歳にしていまだ結婚を意識していない独身の小学1年生の担任教師・立木早子(松下)が、結婚に向かって動き始め、時に傷つきながらも運命の人と巡り会うべく奮闘していく姿を描いた、笑って泣けるヒューマンドラマ。学校の先生仲間の成増梅子(佐藤仁美)、久我山ミカ(貫地谷しほり)、千駄木廉太郎(八嶋智人)らと作った「婚活同名」のメンバーを中心に、恋愛要素だけではなく、一人の人間として、一人の女性として、“結婚とは?”“家族とは?”“人生とは?”という問いに対する答えを探していく。

第1話の見どころはなんと言っても主人公・早子を演じる松下。女優でありながらピアニストという側面を持ち、これまでに演じてきた役柄からも、クールな印象が強い彼女。今回演じる早子は、小学校1年生の担任教師という役柄で、生徒と近い目線で対峙し、生徒たちからは「先生」ではなく「早子」と名前で呼ばれ慕われている。松下自身が制作発表会見で「どこか3枚目よりなところがある」と語っていたように、早子は生徒にお願いされて“イナバウアー”や“コマネチ”を惜しげもなく連発で披露。自宅では音楽に合わせて風呂上がりに裸で踊り、合コンでも男性陣を前にどん引きされかねない行動をとるなど、松下のパブリックイメージとはかけ離れた、“34歳独身の小学校教師”として振り切った表情を見せてくれる。

そして、早子と家族とのやり取りにも注目して欲しい。姉より先に結婚したしっかり者の妹・風子(川栄李奈)との会話はとてもナチュラルで、父・辰志(尾藤イサオ)と母・尚子(松坂慶子)とのシーンでは、ベテランの二人が妙齢の娘を持った親の心情が伝わる抜群の演技を披露。また、貫地谷が演じるミカは、“結婚願望120%”と言って積極的に婚活を行い、女子力全開で男たちにアタックを仕掛けていく。清楚なイメージの貫地谷が、合コンで酔っ払い、思わぬミスをしてしまう姿を披露するなど、新たな一面が見られる。

第1話の途中には、豆腐店を営んでいる早子の父・辰志が倒れ、病院に運ばれたことをきっかけに、早子はこの機会に店を畳んではどうかと両親に提案しようと考える。その矢先、早子は、居間の引き出しにお見合い写真が隠してあるのを発見。風子との会話の中から、独身を続けることに疑問を抱きつつある早子はお見合いをするのか? 放送までは秘密だが、このお見合い相手として意外な人物が登場。とてもクセのあるキャラクターとなっており、早子の結婚観に大きな影響を与えていきそうだ。

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