伊藤英明&木村佳乃の新ドラマ『僕のヤバイ妻』“ヤバイ”のは妻だけじゃなかった

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伊藤英明木村佳乃が出演する新ドラマ『僕のヤバイ妻』(毎週火曜22:00)が、関西テレビ・フジテレビ系で4月18日(月)21時より初回2時間スペシャルでスタートする。

本作は、美人で才女な資産家の令嬢で真理亜(木村)と恋愛結婚した、中堅広告代理店を脱サラしてカフェを経営している夫・望月幸平(伊藤)が繰り広げる男と女のサスペンス。一見完璧な夫婦だが、幸平は真理亜の気遣いと束縛に息苦しさを感じ、カフェのパートナーで不倫相手の北里杏南(相武紗季)と“妻殺害”を企てることから始まる。

ドラマの一報時に伊藤は「ヤバイくらい面白い台本で、ヤバイ夫を演じてみようと思いました」と、その他にも「ヤバイ」というキーワードを6回にわたり使ってドラマをアピール。また、ほかの取材時には幸平の役どころについて「妻の両親の遺産が転がり込んで、その遺産目当てに不倫相手と殺害を企てる。自分の目的のためには、相手がどんな状況に陥っても構わないと考えている、一言で言うとダメな夫です。ただ、4話まで台本を読んでいるのですが、幸平よりヤバイ人物がたくさん出てくるんです」とコメント。様々な登場人物について「それぞれの欲を全面的に出していて、なんとか自分のものにしようとしている」と述べ、その中でも一番のキーポイントとなるのが、幸平の妻・真理亜だという。

そんな真理亜を演じる木村は、「愛情なのか? 欲なのか? 想いが屈折していますが、ある意味で“純粋”なんです」と演じる真理亜の危うさを紹介。さらに「夫のことが本当に大好きなのだけど、幸平の気持ちが他の人に向いていると気が付いたときどうなるのかが違う」と語り、「普通なら、裏切られたと感じたり、気持ちが離れたり、悔しいと思って復讐したりしますよね。でも真理亜は復讐心で動くわけではありません。ただ、どうして幸平の気持ちが自分から離れたのかがわかっていないところはイタイ女性なのかなと思います」と分析している。

第1話では、幸平が妻・真理亜の殺害計画を実行に移そうとしたある日、家に帰ると、妻は誘拐され、犯人から2億円もの身の代金を要求され、警察に通報したら妻の命はないと脅される。幸平は警察連絡、すると翌朝、向かいの家のポストに「妻は死んだ」というメッセージと、血の付いた真理亜の爪が届く。自らの手を汚さずに望みが叶った幸平は、周囲の思いとは裏腹にほくそ笑むのだった。しかし、事態は一転。幸平は誘拐事件の容疑者として追い詰められることに。そんな中、徐々に幸平のまったく知らない妻の“ヤバイ”素顔が浮かび上がっていく。

本作には、伊藤と木村、相武のほか、幸平を疑い事件を追う刑事・相馬誠一郎役に佐藤隆太、相馬の部下で相棒の新米刑事・矢吹豊役に浅香航大、真理亜とつながりを持ち幸平の前に現れる謎の男・緒方彰吾に眞島秀和。望月家を覗き見るのを密かな楽しみとし、親切だがワケありげなご近所の鯨井和樹・有希夫婦にキムラ緑子と高橋一生、そして幸平の元・義兄で誘拐事件の真相を探る興信所の調査員・横路正道役に宮迫博之といった豪華キャストが顔を揃える。

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