山本舞香、茅野カエデは「大きな意味を持つ役」映画『暗殺教室~卒業編~』で得た好奇心

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――殺せんせーのように印象的な先生はこれまでにいましたか?

中学一年生の時の担任の先生です。男の先生だったのですが、しっかりと話を聞いてくれて、悩んでいる時も気付いてくれて、親身になって相談に乗ってくれました。今、こうして役者を続けられているのは、その先生の言葉に助けられたのが大きいと思っています。

――どのようなことがあったのですか?

お芝居の世界に入った当初、諦めかけていたことがあったんです。その時、その先生に相談したら、「辛くなったら休めば良いし、もう無理だと本当に思うなら、無理せずこれからの人生を考えれば良いんだよ。だから、今やれることを全力でやりなさい」と言ってくれたんです。その先生も若かったのですが、その時の私の心にとても響いた言葉でした。

――そうして女優を続けてきて、今回の役にたどり着いたわけですが、カエデを演じて良かったと思うことはありますか?

以前から「狂気を持った人物を演じてみたい」、「ワイヤーアクションに挑戦してみたい」と思っていたんです。それが同時に2つ叶いました。今回経験できたことで、新たな好奇心も生まれて、私にとってすごく大きな意味を持つ役になったと思います。

――最後にカエデの見どころと共に、メッセージをお願いいたします。

お姉ちゃんである雪村先生とのシーンは本当の姉妹みたいで、すごく楽しかったです。それに、カエデがどうして殺せんせーを殺そうという思いに至ったのか。空中を飛び回って殺せんせーと戦うアクションシーンにも注目です! 前作よりも本当にパワーアップしていて、感動できる作品になっているので、是非、劇場でお楽しみください。

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