ピン芸人日本一を決める大会『Cygames R-1ぐらんぷり2016』の準決勝が東京と大阪で開催され、3月6日(日)19時から関西テレビ・フジテレビ系列で生放送される決勝進出を懸けて、42人の芸人たちが渾身の1人芸を披露した。

東京と大阪を中継で結んで行われた準決勝。まずは東京の前半14組が登場。トップバッターは “芸人自虐ネタ”のハッピーエンドゆずき、ぽっちゃりな見た目を裏切らないネタで笑わせたsatomi、人気の裸芸をその名の通り全力でやりきるアキラ100%、ジブリの世界を体現する石出奈々子、裸芸を封印して元々得意な野球ネタで勝負に出たとにかく明るい安村、澤穂希そっくりの顔で女性アスリートネタを歌い上げるまとばゆうと続きます。前半最後は小島よしおが“3兄弟”として登場。小島らしいハチャメチャな勢いを披露する。

逆に計算され尽くしたダンスネタを披露したのはサイクロンZ。Gたかしは絶妙なモノマネで観客を惹きつけ、脳みそ夫は歴史・学園・ラブコメなどの要素が盛り込まれた盛りだくさんの1人コントを披露。前回の決勝進出以来、大活躍の厚切りジェイソンは、日本の漢字ではなく、ことわざに注目。普段“愚痴漫才”のウエストランド井口は、ピンでも愚痴三昧で、それを大福による耳馴染みのいい応援ソングがかき消していく。さらに、芸歴23年、芸人たちにとってもレジェンドとなりつつあるハリウッドザコシショウがベテランとして力を見せつける、まったくブレない強靭なハートで至極のモノマネネタを貫き通した。

一方大阪は、トップバッターにロン毛の金髪、ピンクのスーツ、短パンというその出で立ちのZAZYが登場。独特なフリップネタが魅力の矢野号、高校野球ネタのかみじょうたけし、巧みな1人コントで観客を笑わせたおいでやす小田、“マシンガンツッコミ”を武器に悲願の決勝進出を狙う粗品(霜降り明星)、シャンプーハットこいでは、個展を開く腕前のイラストを使って会場を奇妙な空気に巻き込んだ。

後半の東京は、ガラッとキャラを変えたバイク川崎バイクを皮切りに、ウザい音楽プロデューサーを演じたエハラマサヒロ、ウザい女教師を演じた中村涼子、前回準優勝のマツモトクラブ、2011、2012年の決勝でクズキャラを披露したキャプテン渡辺、2013年準優勝のリベンジを狙うアンドーひであきの“アンドロイドモノマネ”、そして2012年のチャンピオン・三浦マイルドは、2度目の優勝を勝ち取るため上品な“言葉博士”に生まれ変わり観客を笑わせた。そのほか、音楽一家に生まれたパーマ大佐の童謡アレンジ、あばれる君の熱血教師、おぐは2年前の決勝で見せたスタイルそのままに衰えない笑いを量産。田上よしえも変わらぬキャラで観客を喜ばせた。また、サンシャイン池崎は観客を巻き込み「イエーイ!」を連発。横澤夏子の縦横無尽な“ウザい女子キャラ”、会場中の全男性を笑わせ味方に付けたルシファー吉岡、東京最後は、ブレイク中の永野が「優勝しに来ましたー!」と人気ネタを連発した。

そして、大阪の後半戦は、ゆりやんレトリィバァのダンス、漫才の実力も確かな藤崎マーケット・トキの考え抜かれた構成、帰国子女であるラフ次元・梅村の英訳ネタ、6回連続決勝進出がかかっているヒューマン中村のいじめられっこネタ、中山女子短期大学はロックなパワーで得意の歌ネタを披露。そして、コンビで決勝進出を狙う藤崎マーケット田崎はどこか懐かしい学生キャラに。ラストは芸歴26年、2011年のファイナリスト・ナオユキ。渋い大人のぼやき漫談でグッと会場を締めくくった。

決勝戦進出者9名は、審査員と観客投票の結果を踏まえて、2月29日(月)に都内で行われる会見にて発表。敗れた出場者たちは、3月6日の決勝当日に行われる『復活ステージ』で、最後の3枠を懸けてお笑いバトルを繰り広げる。

特定のジャンルのスペシャリストが登場し、独自の視点で選んだ“決定的瞬間”を紹介しながら解説して、“知のビフォーアフター”が体感できる『教えてもらう前と後』(MBS/TBS系、毎週火曜20:00~)。1月22日の放送は、放浪画家・山下清の素顔を紹介する。

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