遠藤憲一&蓮佛美沙子の“年の差恋愛”に父・渡部篤郎「ありえない!」『お義父さんと呼ばせて』制作発表

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俳優の遠藤憲一と渡部篤郎が主演するドラマ『お義父さんと呼ばせて』が、関西テレビ・フジテレビ系で1月19日(火)22時より初回15分拡大でスタートする。このほど、先行試写会と制作発表会見が行われ、遠藤と渡部をはじめ、蓮佛美沙子ら主要キャストが顔を揃えた。

このドラマは、遠藤演じる中堅専門商社の部長・大道寺保(遠藤憲一)が、渡部演じる一流総合商社の取締役・花澤紀一郎(渡部篤郎)の愛娘・美蘭(蓮佛美沙子)と出会い、年の差を乗り越えて結婚を決意することから展開。まるで異なる生き方を歩んできた51歳のオッサン2人が、「結婚したい男」と「結婚させたくない男」として、娘をめぐり激しくぶつかり合う姿をコミカルに描く。

今回遠藤は、仕事に没頭するあまり結婚に円はなかったが、51歳になり、28歳年下の女性と本気で向き合い、結婚を決意した普通のサラリーマンという役どころに挑戦。「蓮佛ちゃんを抱きしめて“愛してる”と言ったのですが、若い頃は、“ぶっ殺してやる”“俺じゃねえ”みたいなセリフばかり言っていたので新鮮でした。女房にも“愛してる”なんて言ったことない(笑)」と語り、「この年になってこのような役を頂けるとは思っていなかったです」と出演を喜んだ。

一方の渡部は、劇中で娘・美蘭に対して「それは恋愛じゃなくて、介護だ」と言い放つなど、絶対に保との結婚を認めたくないという役どころ。「20歳以上年下の女性と恋愛する男についてどう思うか?」と質問されると「そういうのは自分の中で決めてないと範囲が広がるでしょ(笑)」とユーモアを交えつつ、「このあたりが限度というのを考えるのが大人なのかなと思います。保は全然ありえないですよ。人が良かったり頑張っていたりするのはわかるけど、そういう次元ではないですね(笑)」と、演じる紀一郎さながらにバッサリ切り捨て会場を沸かせた。

そんな2人の間で結婚に向けて燃え上がる美蘭を演じるのが蓮佛。「おじさまが好き」だと公言する彼女は「すごく幸せな日々を過ごしています」と笑顔を見せ、「企画書を初めて読んだときも私の趣味がそのまま載っていると思いました」とコメント。また、劇中で遠藤に「みーちゃん」と呼ばれることについて、「私の名前が美沙子だから家族には“みーちゃん”と呼ばれているので、本番なのに“美沙子”として返事をしてしまいそうになる」と語り、保からのプロポーズシーンを振り返り、「ちょっと涙ぐみながら本当に真剣に“結婚してください”と言われて、なんて幸せなんだろうと思いました。美蘭は普通のカップルとして保と2人でいるので、いつもキュンキュンしています」と、美蘭役を心の底から楽しんでいる様子だった。

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