『ちびまる子ちゃん』の実在モデルが登場!中川大志ら『たびまる子ちゃん』で清水へ

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テレビ放送25周年を迎え、23年ぶりに劇場版が公開される人気アニメ『ちびまる子ちゃん』のスペシャル番組『たびまる子ちゃん』が、12月12日(土)あさ9時55分からフジテレビ(関東ローカル)で放送することが決定した。

番組では、映画で外国からやってくるお友達役として出演しているゲスト声優陣が2組に分かれ、『ちびまる子ちゃん』の舞台であり、原作者・さくらももこの育った街でもある“清水”と、アニメ制作を担っているスタジオ・日本アニメーションを訪問する。

清水を訪れたのは、中川大志(アンドレア役)、パパイヤ鈴木(ネプ役)、渡辺直美(ジュリア役)の3人。佐野瑞樹アナウンサー、宮司愛海アナウンサーの案内で、実際にアニメに登場する名所やお店を巡っていく。新清水駅では静岡鉄道で今年7月から運行している「ちびまる子ちゃんラッピング電車」が登場。その後、まる子が通っている小学校や、まる子の大好物である「追分ようかん本店」、さらに初代オープニングタイトルに出てくる「みつや」(現在は閉店)など、まる子ゆかりの場所を巡る。

また、『ちびまる子ちゃん』の魅力が詰まったテーマパーク「ちびまる子ちゃんランド」では、出演者全員がアニメキャラクターのコスプレをしてまる子の世界を疑似体験する。原作者さくらももこの同級生の話から当時のエピソードを聞いたり、アニメに登場するまる子の友達の実在モデルの方が登場したり、この番組でしか見られない貴重なシーンが続々登場する。

一方、日本アニメーションへ行ったのは劇団ひとり(シン役)とローラ(シンニー役)の2人。多摩市にある本社を訪れ、どのようにアニメが作られているのか、普段は見られないアニメ制作の裏側を見学。映画公開に向けて追い込み作業をしている高木淳監督が、さくらももこ先生の書いた脚本をもとに描いた、アニメ制作の第1段階になる絵コンテを公開し、制作中のエンディングロールの構想を聞くなどして、映画制作の過程を見ていく。また初期のまる子のセル画を見せてもらったローラは、25年前のまる子の顔が今と違うことに驚きの声をあげる。そして、実際に2人が描いた絵をもとに、アニメーターが動画を制作し、ショートアニメ制作を体験。劇団ひとり、ローラのオリジナルまる子ショートアニメは必見だ。

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