NEWS加藤シゲアキ小説を桐山漣主演で初ドラマ化!オリジナル要素に「驚いてもらえる」と自信

公開: 更新:

本作がフジテレビの連続ドラマ初主演となる桐山は「大いなるチャンスをいただいた」と語り、「俯瞰で現場を見つつ、座長らしく引っ張っていきたい」と意気込み。原作と台本については「独創的でありエロス。ファンタジックな世界観にすぐ引き込まれました。台本では短編集でもある原作をひとつの物語へナチュラルに詰め込んであります」と感想を語った。

そして、演じる橋本純について「不器用な人間ですね。純の人間くさいところを好き」と述べ「振り幅がある役なので、いまから撮影がとても楽しみです。作家としての行き詰まりや葛藤を丁寧に演じていきたいです」と抱負を語った。また、原作者である加藤との共演については「貴重な体験だと思います。ただ、僕も純と同じく器用な人間ではないので、原作者であることは頭の中でいったん置いておいて、素直に加藤さんとの芝居を楽しんでいければと思います。ビートを合わせ、いい“幼なじみ感”を出していきたいです」と話した。

一方、加藤はドラマ化について「素直に嬉しかったです」と語り、自身の出演オファーについては「とても驚きました。自分で作ったキャラクターなので気恥ずかしい部分もありますが、誰よりもこのキャラクターについて考えてきた自信があります。自分にしかできない演技を楽しみにしてもらえれば」とコメント。演じる村田について「前半では主人公である純の昔の友達ということしかわかりません。次第に明かされる純と啓介との関係にはきっと驚いてもらえると思います」とアピール。

また、原作者としての思いについて「今回、短編集の中のいくつかが映像化されますが、原作とは違う形でひとつのストーリーになっています。僕が考えた物語を、監督、脚本家、キャスト、スタッフの皆さんがどのように形にしてくれるのか、とても楽しみ」とコメント。ドラマと映画が同日にスタートすることについては「偶然の重なりに戸惑いもありますが、このふたつの映像化を機に僕の作品を手にとってもらえると嬉しいですし、加藤シゲアキという“アイドル兼作家”を知ってもらえると、なお嬉しいです」とメッセージをおくった。

フジテレビドラマ制作センターの編成企画・羽鳥健一は、「当初は、“オムニバスドラマ”として成立させることを思案していたのですが、何回も読み返すうちに、この短編小説集を“連続ドラマ”としてアレンジメントしてみたいという強烈な思いにかき立てられました」と語り、「脚本の小川真さんとディスカッションを何度も繰り返し、ようやくでき上がったプロットを加藤シゲアキさんに見ていただき、“面白い”と言っていただいてからは、脚本制作作業が勢いを増し、連続ドラマとしての台本が完成しました」とコメント。「原作の肝の要素を散りばめて4話の連続ドラマとして構築したものですが、ちょっとファンタジックで、笑いも涙も、そして切なさもある欲張りなエンターテインメントドラマになると確信しています」と語っている。

PICK UP