『恋仲』最終回直前!15分で振り返るストーリーまとめ

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福士蒼太主演で放送中のドラマ『恋仲』(フジテレビ系、毎週月曜21:00)が、14日の放送の第9話でいよいよ最終回。“月9”久々の“胸キュン”ラブストーリーは、若者を中心にさまざまな世代で話題となっている。最終回の放送を前に、ドラマの第1話~第8話までの物語をまとめた。

まずは『恋仲』を簡単におさらい。建築家を目指して上京した主人公・三浦葵(福士蒼太)が、幼なじみのヒロイン・芹沢あかり(本田翼)と運命の再会。かつての親友で恋のライバル・蒼井翔太(野村周平)を交えた恋の三角関係が描かれる。第1話の中で、あかりが葵か翔太のどちらかと結婚する様子が描かれており、最終回でどちらと結婚するかが明らかになる。このまとめでは、葵、あかり、翔太の主要3人にフォーカスし、これまでの物語を綴っていく。(以降、各話のネタばれあり)

<第1話>
富山のある街で幼なじみとして育った葵とあかり。あかりが葵の部屋に勝手に上がり込んでは、ベッドでONE PIECEを読みふけっているような日常は、誰が見ても好き合っているけれど、お互いは素直になれないという微妙な関係だった。そこに翔太が転校してきてクラスメイトになり、葵とあかり、金沢公平(大賀)の仲良し3人組に翔太が加わる。そんな高校3年の夏。葵は、卒業すればあかりと離ればなれになるかもしれないと、二人で花火大会に行かないかと誘う。あかりも笑顔で花火大会に行く約束をする。

しかし、夏休みのある日、あかりの父・寛利(小林薫)が経営する造船所が破産。借金の取り立てによりあかりの家がめちゃくちゃにされていた。寛利は「すこし葵のところへ行きなさい」と告げ、あかりは家を飛び出す。すると、家の前であかりは翔太と偶然出会い、涙をこぼすあかりを見た翔太は彼女をそっと抱きしめる。時同じくして、あかりに見せると約束していたONE PIECEの最新51巻を持ってあかりの家へと出かけた葵は、家の前であかりと翔太が抱き合っている姿を目撃する。二人が思いを寄せ合っていると思い、葵はONE PIECEをゴミ捨て場へと捨てて去って行く。

花火大会当日。あかりがゴミを捨てに行くと、ONE PIECEが捨てられていることに気付き、拾って帰宅する。そして、あかりが花火大会の待ち合わせ場所で待っていると、そこに現れたのは葵ではなく翔太だった。「葵に言われてやってきた」という翔太だが、あかりは葵を探しに走り出す。一方、葵は防波堤にひとり座り、花火を見ていた。すると息を切らせながらあかりがやってきて「やっぱり、ここにいた」と笑顔を見せる。見慣れないあかりの浴衣姿と花火大会というシチュエーションにいつもと違う雰囲気の二人。あかりは何かを口にしようとするが、いきなり葵にキスをし、「バイバイ、葵」と瞳いっぱいに涙をため、笑顔でその場から走り去る……。

そして、新学期。教室はあかりが転校したという話題で持ちきりになっていた。何も知らない葵は、教室を飛び出し、あかりの家へ走って行く。一方、教室の翔太は、葵の机の中にONE PIECEが置いてあることに気がつき、あかりがいつも使っているメモ用紙が挟んであるのを見つける。

それから7年。葵は東京の建築事務所で新人として働いていた。ある日、公平から東京で同窓会をやるとFacebookを通して連絡が入り、その伝手で翔太からも「一緒に食事をしないか?」と誘いをうける。葵が待ち合わせのレストランに行くと、翔太の横にはあかりの姿が……。「俺たち、付き合っているんだ」という翔太の言葉に、再会の喜びを感じる間もなく、葵は急に仕事が入ったと店を後にする。

<第2話>
“かつての想い人が親友の恋人”という衝撃的な事実を受け止めきれない葵の元に、夏休みを利用して公平が前触れもなく居候にやってくる。さらに公平は、可愛く変貌した葵の妹・七海(大原櫻子)との再会を喜んだ。そんな中、葵は、建築事務所の社長・丹波万里子(吉田羊)から保育園リフォームの一部のウサギ小屋の設計を任せられる。同窓会当日も、初めての設計の仕事ということで真剣に作業に取り組んでいると、公平から同窓会に早く来いと電話が入る。しかし、あかりと翔太も来ていると聞いた葵は仕事が終わらないと断る。

仕事を終え、葵がマンションに帰ると、玄関に見慣れないたくさんの靴が並んでいた。部屋に入ると、公平と七海だけでなく、あかりと翔太が一緒に飲んでいた。葵は、偶然あかりと再会した翔太が、父に捨てられ落ち込んでいたあかりを立ち直らせ、あかりの夢である教師になる夢を支えていること。さらに、医者になった翔太とのスペックの差を見せつけられ、思わず建築家としての現在を誇張してしまう。そんな中、公平はあかりと翔太の仕事が忙しくてデートがあまり出来ていないと知り、だったら葵とあかりと公平の3人で映画を観に行こうと盛り上がる。そんな中、病院から呼び出しがあり、翔太は病院へ戻ることに。あかりは葵の部屋の本棚にONE PIECEが並んでいるが51巻だけがないことに気がつく。

映画を観に行く当日。葵とあかりが待ち合わせ場所にいると、公平から「腹痛なう」とLINEが送られてきて、急きょ二人で映画を観ることに。映画を観終え、高校時代のように仲良く話せるようになると、葵はあかりを保育園へと連れて行き、自分が設計したウサギ小屋を見せる。実は、建築家として何も出来ていないと打ち明ける葵に対し、あかりは「葵の作ったもので誰かが笑顔になるのはすごいことだよ」とほほえみかけ、葵はその言葉に勇気づけられるのだった。

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